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全身麻酔の影響と後遺症!副作用は吐き気、頭痛や便秘?術後いつまで続くの?

全身麻酔の影響と後遺症!副作用は吐き気、頭痛や便秘?術後いつまで続くの?

痛みを抑えてくれる麻酔。

手術などでは、全身麻酔が行われます。

 

※手順や方法についてはこちらの記事をご覧ください。

⇒全身麻酔の手順と方法!やり方によっては痛いこともある?

 

しかし、何となく怖い全身麻酔。

怖いと思うその原因は、その多くが「よく分からないから」ということに起因します。

 

今回はそんな全身麻酔の怖い部分、つまり副作用について紹介します。

リスクを正しく認識して、過度に恐れることなく、注意するべきところはきちんと注意して、安全に全身麻酔にかかれるようにしましょう。

 

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全身麻酔の術中合併症

まず、全身麻酔については、こちら↓の記事や、動画をご参照下さい。

 

※動画においては、硬膜外麻酔が紹介されていますが、これは局所麻酔と定義する場合もあります。

 

さて、全身麻酔においては、術中に薬剤や麻酔行為によって、合併症が発生する場合があります。

どんなものがあるか、見てみましょう。

 

歯の損傷

 

全身麻酔の工程の中に、気管内挿管というものがあります。

口からチューブを突っ込んで、気管まで入れる、という行為なのですが、そのときに、グラついている歯や、義歯などがあると、抜けたりグラつきが増したりすることがあります。

 

術前診察で必ず口腔内の様子について聞かれると思いますので、正直に答えておきましょう。

 

喉頭痙攣、気管支痙攣

 

文字通り、喉頭や気管支が痙攣してしまいます。

気道閉塞音が聞かれ、声帯が閉じてしまうことがあります。

 

薬剤、挿管時の刺激、低酸素などが原因とされています。

すぐに酸素を与えたり、筋弛緩剤を投与することで治まります。

 

よく起こるのは、筋弛緩剤の濃度が低い、麻酔導入時と、麻酔からの覚醒時です。

 

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悪性高熱

 

遺伝性の強い、比較的重症な副作用です。

発生頻度としては、数万人に一人とされています。

 

術前の問診票などで聞かれると思いますので、血縁の方に悪性高熱を出されたことのある方がいらっしゃったら、その旨をきちんと書いておいてください。

 

アレルギー反応

 

麻酔薬に身体がアレルギー反応を示してしまいます。

数万に一人はいるとされています。

 

防ぐために、事前に微量の麻酔薬でアレルギーを起こすかどうかチェックします。

 

麻酔薬に対してのアレルギーは大丈夫でも、場合によっては、ラテックス(手術用ゴム手袋など)に反応したり、消毒薬など他の薬に反応してアレルギーが出てしまうことがあるため、今までにアレルギー反応を示したことのある方は、必ず医師に通知して下さい。

 

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全身麻酔の後遺症

46625ea131c2754e5526358dcb639bd9_m手術が終わり、全身麻酔がきれた後に残る後遺症について見てみましょう。

後遺症といっても、ほとんどは数日で治ることが多いです。

 

頭痛、ふらつき、吐き気、嘔吐

 

頭痛、ふらつき、吐き気、嘔吐は、最もよく見られる副作用です。

局所麻酔である硬膜外麻酔を行った場合などは、頭痛の副作用が強く出る場合がありますが、それに比べると全身麻酔は軽い傾向があります。

 

創部(手術で切った痕)の痛みのため、鎮痛剤が処方されると思いますが、それが頭痛も緩和してくれます。

めまい、ふらつき、吐き気、嘔吐については、女性の方が強く出ることが多いようですが、数日以内に治まることが多いです。

 

普段からめまいや吐き気を起こしやすい方は、事前に医師と相談しておくとよいでしょう。

 

のどのしわがれ、かすれ

 

術中ずっと挿管されていたため、喉が傷ついた状態になってしまい、声がかすれたりすることがあります。

通常は数日で治りますが、まれに披裂軟骨脱臼や声帯肉芽腫を引き起こしている場合がありますので、喉に感じる違和感は遠慮なく医師に伝えましょう。

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誤嚥性肺炎

 

術後は、嚥下能力が落ちており、痰が溜まりやすい状況にあります。

また、術前に何かを飲食した場合、胃の内容物が逆流している場合があります。

 

そういったときに起こるのが、誤嚥性肺炎、つまり、肺の中に痰や胃の内容物が入りこんで炎症を起こす病気です。

防ぐためには、術前の絶食絶水の指示を守る、術後覚醒してからはなるべく咳などを行い痰の排出に努める、などがあります。

 

便秘

 

全身麻酔で便秘の頻度はそんなに高くはありませんが、一部鎮静剤の副作用として便秘が現れることはあります。

2,3日なら排便しなくても平気ですし、その後手術内容によっては、浣腸などを行うことで排便を促せるので、そこまで心配する必要はないでしょう。

 

いずれにせよ、医師にはきちんと伝えて下さい。

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