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顎が外れる原因は?治療・治し方は?病院は何科に行けばいい?

顎が外れる原因は?治療・治し方は?病院は何科に行けばいい?

「あーはっはっはっはっは、はっ、はっ、あが・・・が・・・あご、あごが、あごが外れた・・・」

よく漫画であるシーンですね。

 

笑いすぎて顎が外れる、或いは驚きすぎて顎が外れる、あくびで顎が外れるというコメディな表現です。

しかし、これ、ただのコメディでは済まされません。

⇒あくびで顎が痛いし音が鳴る!つる、外れる原因とは?治し方は?

 

現実に起こりうる話なのです・・・。

 

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顎が外れる!?

6c51e09b0b1c2ecfd6d78bc3b8e15474_m顎というのは、頭蓋骨にぶらさがっているような形で繋がっています。

本体である頭蓋骨と、ブランコ部分である顎とを繋いでいるのが、「顎関節(がくかんせつ)」です。

 

そして、そのような構造であるため、非常に弱いのも顎関節の特徴の一つで、ときどき関節が外れることがあります。

これが臨床的には「顎関節脱臼」、俗に「顎が外れた」という症状になります。

 

「脱臼」と聞くと、よく柔道家などの格闘家が肩を脱臼し、熟練者にカクッと関節を入れて貰うシーンがありますが、顎も同様です。

コツを知っている者であれば、カクッと外れた骨を元通りに治すことができます。

 

ちなみに、顎関節、と聞くと「顎関節症」を思い浮かべる方が多いでしょうが、顎関節症は脱臼ではありません。

顎関節症を素因として顎関節脱臼を生じる場合もあれば、顎関節脱臼のせいで炎症が起き顎関節症になってしまう、という場合もあります。

 

さて、概要をつかんだところで、もう少し詳しく見ていきましょう。

 

 

顎が外れる原因とは?

826c16e8efa0adee83d2486cf97099de_m顎は、なぜ外れるのでしょうか。

その原因としては、以下のようなものがあります。

 

  • 外からの力によるもの

転倒や事故などにより顎部分に外から大きな力がかかり、顎が外れてしまいます。

 

  • 顎関節を支える筋肉の低下+きっかけとなる動作

柔らかいものばかり食べていて咀嚼筋という筋肉が元々弱かったり、顎の酷使により咀嚼筋が疲労したりしている状態のときに、大声で笑う・歯医者で大口を開ける・勢いよく喋る・顎を打つなどのきっかけがあると、その拍子にはずみで顎が外れてしまいます。

 

  • 顎関節症+きっかけとなる動作

顎関節症により顎が外れやすい状態になっているときに、上述のようなきっかけとなる動作があって、顎が外れてしまいます。

 

 

治療は?

681ee0a18bbd2f34ddd1a97f45aee253_m上述の通り、顎関節を入れることが治療となります。

自分で入れることもできますが(後述)、神経などの組織を痛めてしまう可能性もあるので、病院受診が第一選択肢となります。

 

受診科は、歯科、口腔外科、整形外科などがよいでしょう。

肘や肩などと違って、顎関節脱臼は少しマイナーであるため、もしできるなら一緒にいる人に電話して貰って、対応可能であるか聞くのがベストな対処です。

 

参考までに、外れた顎関節を手際よく入れる動画がありますので、下にご紹介しておきます。

音声は英語ですが、手技を見るだけなので気にせずご覧下さい(やたら「TMJ」と聞こえますが、顎関節の英語の略称です)。

 

 

※えらく簡単に関節を入れていますが、全ての医師がこんなに手際良いわけではありません。

 

また、関節を入れたあと、例えば歯並びが悪かったりすると再発を防ぐため矯正やマウスピースの着用を勧められたり、顎関節症の治療に入ったりする場合もあります。

或いは、何度も顎関節が外れてしまう「習慣性脱臼」と診断された場合には、根治のために手術をすることも可能です。

 

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整復の仕方

ec4d751079f2e3815883c521e59d16e9_m脱臼した関節を元に戻す方法はいくつかあります。

が、脱臼の仕方にも、「前方脱臼」「側方脱臼」「後方脱臼」などの種類があります。

 

最も多いのが前方脱臼ですので(上記でご紹介した動画も前方脱臼と考えられます)、前方脱臼の戻し方を以下に記しますが、もし脱臼の仕方が異なった場合、組織を痛めてしまうだけになってしまいます。

 

繰り返しになりますが、病院を受診できるなら受診してください。

 

  1. 両親指を顎下に当て、他の指を口の中に突っ込み、顎を手で持ちます。指が8本も入らない方も多いと思うので、その場合は小指だけ出すなどします。
  2. そのまま少し、肘の方向に引きます。
  3. 心持ち顎が下に下がったら、喉の方向へ押します(前方に外れた骨を押し戻すように)。
  4. カクン、といってはまったら成功です。

 

文章で書くと簡単そうですが、医師でも慣れない人だとそう簡単にはいかないそうなので、コツをつかむまでは難しいかと思います(特に骨・筋肉・神経についての解剖学的知識がないと、痛めてしまいかねません)

 

くれぐれも気をつけて行って下さい。

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