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眼球が痙攣!ピクピクと動く原因は?眼球振盪の症状?

眼球が痙攣!ピクピクと動く原因は?眼球振盪の症状?

眼が痙攣・・・一番多くあるのは、疲れ目などによる「眼瞼痙攣」でしょう。

いわゆる「まぶたがピクピクする」というやつです。

 

しかし今回は「まぶた」ではなく、「目玉」がピクピクする場合についてです。

 

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眼球の痙攣・・・何の病気!?

60ba7a4bfd8be709f38bdd64e2e5a620_m眼球が痙攣する病気(症状)の多くは「眼球振盪(がんきゅうしんとう)」と呼ばれるものです。

略して単に、「眼振」と呼ぶこともあります。

 

この眼振、外から見たらどう見えるのでしょうか。

眼診を記録した動画がありますので、下記に紹介しておきます。

 

 

この動画の場合、最初は目玉がくるくる回るような動きをしていますね。

これを「回旋性」、といいます。

 

他にも、上下に動く「垂直性」、横に動く「水平性」(動画の中盤以降はこの動きが多いですね)、ナナメに動く「斜行性」(動画内でもちょくちょくありました)といった動きの種類があります。

 

これらのうち、どの動きが出ているか、によって原因がある程度絞れる場合もあります。

スマホなどのインナーカメラでも上手くすれば眼振の様子を記録できるでしょうから、受診前に記録しておいて医師に見せるといいでしょう。

 

眼振の原因とは?

dbf213f4ad1baa212aa309bb3125e372_m眼振の原因は大きく分けて、(1)耳からくるもの、(2)眼からくるもの、(3)脳からくるもの、の三種類に分かれます。

それぞれの対応診療科は、(1)耳鼻科(耳鼻咽喉科)、(2)眼科、(3)脳神経科などと、別々になっています。

 

それぞれについて下記でもう少し詳しく触れますが、正直素人では鑑別どころかこの三種類のどれなのか、という分類すら分からないと思います。

なので、眼振で悩んで受診を考えておられる方は、耳鼻科や眼科などのうち、最も通い慣れた(かかりつけの)お医者さんを受診するのが良いでしょう。

 

そうすれば、後は医師が判断して適切な診療科を紹介してくれるはずです。

 

(1)耳からくるもの

 

では、(1)から順にもう少し詳しい原因を見ていきましょう。

耳には、三半規管という器官があります。

 

耳の器官の中でも最も有名なものの一つだと思いますが、「平衡感覚(バランス)」を司る器官です。

三半規管は、「前半規管」「後半規管」「外半規管」の三つの半規管から成っており、眼とも強くリンクされています。

 

例えば、真正面を向いた状態から、パッと左を向いたとします。

このとき、三半規管がそれを感知し、眼球の動きも自動的に制御して、やや左を見る動きをします。

 

よって、三半規管になんらかの異常が生じた場合・・・例えば真正面を向いたままなのに、三半規管が勘違いを起こして、眼球を左に動かす、などといった症状が出ます。

これが耳からくる眼振のメカニズムです。

 

逆にこの原理を応用して行うのが「頭位眼振検査」という眼診を調べる検査です。

前・後・外の三つの半規管全てが機能低下している場合には、動画に少し似ている、水平性や回旋性の混じった、ある意味ぐちゃぐちゃの眼振が認められます。

 

どれか一つの半規管が機能低下している場合には、それに対応した特徴的な眼振が現れるため、眼振の現れ方によっては、原因がすぐに分かる場合もあります。

なお、この眼振が出る元となる耳の病気としては、メニエール病や良性発作性頭位めまい症などがあります。

 

ひどい場合は、中耳炎でも、三半規管に影響するほど腫れれば、起こりえます。

 

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(2)眼からくるもの

 

そもそも眼球はどうして動くのでしょうか。

それは、内直筋、外直筋、上直筋、下直筋、上斜筋、下斜筋、という6種類の「外眼筋」と呼ばれる筋肉のおかげです。

 

しかし、逆に言えば、筋肉なので疲労や栄養失調等によって働きが悪くなったり、痙攣したりすることがあります。

栄養失調の場合、マグネシウムやビタミンB12が不足している場合に特におこりやすいです。

 

このように、眼の酷使による眼精疲労の症状の一つとして、眼振があるわけです。

但し、この場合には、上記動画のような、明らかな眼振が起こることは少ないとされています。

 

(3)脳からくるもの

 

小脳や脳幹は、筋肉など身体の動きを司る器官ですが、その小脳或いは脳幹の機能が低下してしまうと、身体の各部の動きがとれなくなってきます。

その一つとして、眼振があります。

 

脳の病気は数多くまた複雑ですが、一例を出すと、「小脳変形症」「小脳萎縮症」、「脳梗塞(部位による)」、「脳炎」、「腫瘍」「髄膜炎」などがあります。

これも、特徴的な眼振の現れ方をした場合、「脳があやしい」など熟練の医師ならば見当がつくと言います。

 

素人では分からないので、是非専門医を受診しましょう。

 

その他

 

上記に大別されない例もあります。例えば、

 

  • 幼児の場合、一過性の眼振が出る場合があります。一過性なのでそのうち治ります。
  • たばこ
  • アルコールの過剰摂取
  • べーチェット病

 

などです。

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