座薬の副作用は眠気?期限は?切れたものは効かない?

子供の病気の時に処方されることの多い座薬。

解熱剤や、吐き気止め、けいれん止めなど数種類あります。

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飲み薬などの内服液より、直接腸から投薬することから薬の効き目が早いと期待されます。

小さな子供(特に赤ちゃん)は口から薬を上手く飲む事が出来ないので座薬を処方される事が多いため、使い方や副作用、保存方法なども合わせて覚えておくと便利ですね。

 

一番使用する頻度の高い座薬は解熱剤ですね。

いざという時には大人にも使える座薬ですが、効能や使い方だけでなく、副作用や有効期限など座薬のデメリットや注意点について調べてみました。

 

 

座薬のデメリット

8e8e001d32258596ebd1b623aecfe069_m小児科で良く処方される副作用は薬の種類によって副作用は多少違うのですが、共通しているのは眠気が出るということです。

他に、下痢、吐き気、まれに発疹や蕁麻疹が出る事があります。

 

滅多にないと言われていますが、ごくまれにアナフィラキシーショックやチアノーゼが出る事があります。

他にも口内炎や腎臓の症状が出たりすることもありますので、様子がおかしいと思ったらすぐに病院で受診するようにしてください。

 

 

余った座薬はどうしたらいいの?

1b5a629995a6aed6916031a17573a004_m座薬は病院でもらう時少し多めにもらうと思います。

内服薬と違い、全部使う必要が無いので余る事も多いと思います。

 

余った薬は処分した方が良いのでしょうか。

それとも何かあった時のために取っておいても良いのでしょうか。

 

調べてみると、余った座薬はそのまま取っておいて良いみたいです。

ただ、保管の仕方に注意があり、必ず冷蔵庫で保管するということ。

 

常温で保存していると、温度が高いので薬が溶けてしまい、十分な効果が得られなくなる事が理由の一つです。

ですが、熱さで一度完全に溶けてしまった座薬は使えませんので処分する様にしてください。

 

 

使用期限は?

276eb884e1e24939f6b628d09c9c4aed_m坐薬の有効期限は、薬の製造日や保管の状態によって変わってくるので、ハッキリとは言えないのですが、目安として1年程度だと言われています。

自宅保管している薬については、ハッキリとした製造日が確認しにくいため、目安として処方した日から1年という一つの基準を設けているようですね。

 

古くなったものは効き目がだんだん弱くなってくるので、古いものはなるべく使わないようにしましょう。

ただ緊急時どうしても、という場合は、使用期限内であれば、使用してもかまいませんが、必ず医師や薬剤師へ確認のもとに、使用すると良いでしょう。

 

使用期限の切れた薬については、体への影響はどうなのか個人差がありますが、効き目があまり期待出来ないうえに、体への影響がはっきり分からないので、使用期限の切れたものは使わない方が良いでしょう。

 

 

座薬を使うタイミングは?

0d5ceeeaed24139bed2e497bea2d4e23_m座薬は一時的に熱や痛みを緩和する薬ですが、熱が出る症状というのは、体の中の菌を殺すための自己治癒力ですので、高熱でも元気や食欲があれば使用しない方が良いです。

また、薬を使わず自然に直す方が実は治りも早いし、体への負担が少ないのです。

 

ただ、本人がご飯を食べられない、ぐったりしているなど、つらそうな時には迷わず使用する様にしましょう。

また、子供の場合は熱性けいれんを引き起こす場合もあるので、心配という時には、痙攣予防のためにも早めに使用していた方が良いでしょう。

 

ただし、乱用はせず、医師の用法、用量の指示を守って使用してください。

 

 

病院で良く処方される座薬の副作用などデメリットな部分を紹介してきましたが、いかがでしたか?

冬場になると風邪やインフルエンザなどで高熱を出す事がグンと増えてきますので、薬を上手く使いながら少しでも早く楽になるといいですね。

 

また小さな子供は、緊急性がある事が大人より多いので、3個(1日分)ほどは保管しておいた方がいいかもしれません。

発熱したからと安易に薬を使うのではなくて、まずは病院で受診するようにしましょう。