急に訪れる胸のむかむか、胃のキリキリ、身体の中のものがググッとせりあがってくる何とも言えない不快な症状、吐き気。
乗り物酔いや、食べ過ぎなどの対策であれば事前になんとか、と思わなくもないですが対策しても吐き気をもよおすことはあるもので。
そんな時に大活躍してくれるのは吐き気止めのお薬です。
事前に病院などで処方してもらうのが一番良いのでしょうが、急なことだと市販薬の力に頼る場面も出てくるでしょう。
あれ、でも市販薬って売っているの?どれが役に立つの?即効性はあるの???
全く知らない薬を急に使うことにならないように、前もってどのような薬が効果的が知っておくのもきっと、とても役に立ちますよ!
吐き気止めの市販薬
実は、「吐き気止め」に分類される市販薬はなかなかありません。
あるのは「酔い止め」の薬であり、意外とこれが効いたりします。
前提として急に襲う、突発的な吐き気や乗り物酔い、食べ過ぎなどに対する吐き気に対しての市販薬の紹介となり、慢性的に継続する吐き気がある場合は胃腸系の病気の可能性がありますので大人しく病院へ行きましょう。
また、市販薬の効き目には個人差があり絶対に一律の効果が得られるという保証はありません。
- トラベルミン
トラベルミンは弱いお薬ですが子供用と大人用が存在し、一定の効果をもたらしてくれる薬になります。
- ニスキャップ
アネロンのニスキャップは効果も強く即効性が期待できます。
双方ともに一時的な応急処置としてはとても優秀です。
お値段は市販薬であれば600円から1200円程度と思っていただければよいでしょう。
- 漢方五苓散
市販薬とは少し異なりますが、漢方でいえば五苓散。
お値段は少しはり、2000~2500円が相場になります。
いずれにしても薬ではありますので諸注意を読み重々気を付けて服用するようにしましょう。
服薬以外の解決方法
病院に行くことが可能であるなら、吐き気止めの点滴、注射を打つのも効果的です。
同じく市販薬としては手に入れにくい吐き気止めの薬も適切な申し出をしてお医者さんが認めてくだされば処方薬をいただくことができます。
例えばバス酔いなどの乗り物酔いが想定されるイベントがあるとかかりつけのお医者さんに相談すれば対応してくれるかもしれません。
薬にはあまり頼りたくないし、今体調悪くないのに病院は大げさだなあ…なんて思った人には吐き気に効く人体のツボが存在します。
薬指の爪の付け根、少し外側にある『関衝』、手の内側ほぼ真ん中の手首の少し下側にある『内関』
刺激を感じやすいツボなのでゆっくり優しく、ちょっと強めに押さえてみるのがコツです。
子供さんの場合は座薬を使うと良い場合もありますので、病院で相談しましょう。