なんだかおでこがむずむずする。
そんな経験ありませんか?
指を近づけると変な感じがする人、何もしてなくても何かで抑えられているような違和感のある人、痛みもある人、様々だと思います。
もしかして気のせい?気にしすぎ?
そうは思っても、これのせいで集中できない…、病院へ行くにも何科が良いのかわからない。
そういう方はいませんか?
一体、これは何が原因なのでしょう。
考えられる原因について調べてみました。
おでこや眉間の違和感、原因、対処法は?
自身の症状と照らし合わせながら、近い物を探して見ましょう。
緊張性頭痛
頭痛には、主に緊張性頭痛と偏頭痛があります。
偏頭痛が頭部の片側に脈を打つように痛みを感じるのに対し、緊張性頭痛は頭を何かで覆ったような、まるで何かに締め付けられているような痛みが続きます。
「ヘルメットを被っているような感覚」と表現される事も多く、これが頭全体、後頭部や前頭部などにも表れるため、「額あたいに感じる抑えつけられるような違和感」と感じることもあります。
緊張性頭痛は、偏頭痛と違い長くて1週間続くこともありますので、痛みが弱く、違和感を覚えたままだと頭痛と判断しにくい場合もあります。
場合によっては毎日繰り返し起こります。
原因は精神的身体的疲労があげられ、まず身体の疲れを取ることが一番です。
鎮痛剤は効果があまり期待されません。
あまり鎮痛剤を服用しますと、薬物乱用頭痛を起こす原因になりますので、まずは、ジョギングやスポーツなどで身体を動かしたり、お風呂に入ってマッサージをするなど血行を良くしてみましょう。
また、鬱病を患っている方にも似た症状が出る場合があります。
これは、ストレス性の緊張型頭痛の可能性もありますので、その場合は、主治医に相談しましょう。
目の疲れ
目が疲れていると思わず眉間を抑えてしまいませんか?
慢性的に目の疲れがあると、目の奥や眉間、額にかけて違和感や頭痛が起こることがあります。
症状としては、目がなんとなく開いていられなかったり、瞼がぴくぴく痙攣するなど、目が疲れているという状態は分かりやすいです。
暗い所での読書や、スマホから片時も目を離さない、仕事がパソコンを使ったデスクワーク、など目が疲れる原因は様々あります。
まず、目を酷使するものの使用を控え、蒸しタオルやホットアイマスクなどをしようし、目の疲れをとりましょう。
蒸しタオルは、タオルを絞り、ジップロックなどに入れてレンジで20秒程度チンすると簡単にできます。
蓄膿症(副鼻腔炎)
蓄膿症でも症状が出る場合があります。
蓄膿症の時、炎症を起こしている副鼻腔は鼻の奥の方、額や目のあたりにある骨の空洞に膿が溜まっている状態の為、違和感として現われることがあるのです。
また、蓄膿症は頭痛も併発して起こりますので、これが原因のこともあるでしょう。
蓄膿症の特徴は
- 鼻が詰まっていて、かんでもかみきれない
- 嫌な臭いを感じる
- ねばねばする鼻汁が喉の奥に垂れてくる。
- 顔面、目、鼻、歯などに痛みを感じる。
- 食べ物の味を感じにくい
などがあります。
⇒鼻の中が臭い!原因から治し方を紹介!白い、膿が出る場合は危険?
当てはまるようならば、耳鼻科を受診しましょう。
違和感?痛み?迷ったらとりあえず耳鼻科の受診を
様々な原因が考えられますが、とにかく額の辺りに痛みや違和感が!と言う場合は、蓄膿症である可能性が一番に疑われますので、まずは耳鼻科を受診するのがおすすめです。
そこで異常がなければ、内科や脳神経外科などに相談しましょう。
そこでも判明しなければ、ストレス性の可能性もありますので、心療内科などを紹介される場合もあるでしょう。
何れにせよ、原因さえわかってしまえば安心しますよね。
蓄膿症でも悪化すれば合併症を引き起こす場合があります。
早めに受診をしましょう。