体調が悪くなった時に頼ることが多い薬ですが、副作用が心配になってしまうという人もいると思います。
処方される薬ではなく、漢方であれば副作用がないと思っている人もいるようですが、漢方にも副作用があります。
どのように漢方と付き合っていけばよいのでしょうか?
上手な付き合い方をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
漢方の副作用には何がある?
副作用は漢方に限らず、症状が現れる人もいれば、全く現れない人もいます。
中にはアレルギーを持っており、その原因要素が何らかの形で含まれてしまい、それが副作用に繋がってしまうこともあるのです。
漢方の場合に考えられる副作用として、胃腸障害(下痢や吐き気)、食欲不振、熱やじんましん、むくみ、動悸、不眠、血圧が上がるなどがあります。
稀に間質性肺炎という重篤な症状が出る場合もあります。
これらの副作用の症状を減らすためには、まず自己判断をせずに専門医に相談をしたほうが良いです。
安易に薬の量を減らすと効果を発揮することが出来なくなってしまうこともあるのです。
専門医に相談をして、漢方薬を変えてもらう方法もあります。
おかしいな、と思ったのであれば、とりあえず服用をストップさせたほうが良いです。
これ以上体の中に漢方を取り入れるのは危険なので、ただちに服用を中止しましょう。
しばらくは安静にしておいたほうが良いです。
飲むタイミングも重要です。
漢方は即効性があるので、飲んでから効果が出るのが早いので、寝る30分前に飲むとふらつきや転倒の原因にもなります。
基本的には食事と食事の間、つまり食間に飲むと良いのです。
副作用が出た場合に対処方法って?
重篤な症状につながる可能性もあるので、副作用が出たら服用を中止し、医師に相談をしましょう。
そこで重篤な症状ではないことを確認することがあります。
病院に行っておいたほうが安心をすることが出来るので、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。
漢方に限らず、西洋薬であっても考えられる副作用を抑えるための薬が処方されることがあります。
副作用は誰でも症状が現れるわけではないのですが、不安なのであれば、副作用に対する別の漢方薬も処方してもらうと良いですし、そのほうが安心できます。
例え副作用が出たとしても、漢方薬の効果は出ていると考えられます。
副作用というのは、薬が効いている証しでもあるのです。
どうしても副作用がキツイのであれば、同じような効果のある別な漢方薬を処方してもらうと良いです。
どんな薬であっても基本的には副作用があると考えられています。
ですから漢方であっても用法と用量はしっかり守らなければいけません。
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