病気はとても怖いものです。
放置をしておくと大きな病気が隠れているサインを見逃すことになってしまう可能性もあります。
鼻水ではなく、鼻から水が出てくる、というとどんな病気なのでしょうか?
放置しておいても大丈夫なのでしょうか?
不安に思っている人は是非とも参考にしてみてください。
考えられる病気と原因
風邪の初期症状
風邪の初期症状によって鼻から水が出てくることがあります。
これは体がウィルスと闘う準備をしている状態なのだそうです。
ドロっとした感じをイメージするかもしれませんが、ウィルスと闘う白血球が水のような状態になり、その水でウィルスを体外に追い出そうとしているものなのです。
風邪なのに鼻水が出ないというのは、体の中でウィルスと十分闘うことができていないということでもあるのです。
風邪は日常的に起こる症状でもあります。
大抵の人は経験をしていることだと思うので、「いつもと同じだな」と言うことも分かると思います。
自己判断でもある程度、対応できると思われます。
アレルギー性鼻炎
花粉症など、アレルギー症状が出ている時に水のような状態の鼻水が出ます。
これは花粉症特有の鼻水でもあるので、花粉症対策を行うことによって改善されます。
風邪なのか花粉症なのかハッキリ分かりにくいということもあると思うので、専門医のところで診察を受けたほうがよいでしょう。
そうすることによって処方される薬も変わってくるのです。
症状、原因に合った薬を飲むことで改善されます。
特に花粉症はある日突然発症をすることがあるものです。
ですから初めて花粉症らしき症状が出た際には「風邪とはちょっと違うかな?」と思うかもしれません。
もしかしたらアレルギー?と思ったら診察を受けたほうが良いです。
脳脊髄液減少症
脳の髄液が鼻から外に出てしまうという症状です。
鼻水に糖が含まれている場合には、髄液の可能性が高いのです。
安静にしていることが第一なので、入院も検討したほうが良いです。
水のような鼻水の他に頭が重かったり、めまいがしたり、不眠の症状が出ることもあります。
水分を意識的に多く摂取をすることも症状の改善に大きな役割を果たします。
あまり聞きなれない病気ではありますが、病気の確定を行うことによって安心も出来ます。
ですから、風邪でもアレルギーでもなく、他にも頭が重いなどの症状が出た場合には、医療機関を受診したほうが良いでしょう。
もっと詳しく知りたい方はコチラの動画も参考にしてください。
ちょっと怖い病気もありますが、髄液が漏れていたとしても脳内出血のように緊急性が高いわけではありません。
安静にしていれば収まるものですし、改善もしてくるのであまり心配をする必要はありません。
耳鼻科に足を運び、それでも不安がある場合には脳神経外科など脳の専門医の診察を受けたほうがいいかもしれません。
あまり神経質になるのも良くないようです。