仕事から、学校から、帰ってきて一息、靴下を脱ぐとなんだか赤い!?
こんなことになったら、びっくりしますよね。
痒かったり痒く無かったり、ぼこぼことした湿疹だったり、真っ赤になってしまったり、足の甲だけだったり、そこを始発にして広がったり…。
これって一体何が原因?
様々な原因が考えられますが、代表的なものを調べてみました。
足の甲の湿疹、原因は?対処法は?
赤くぽつぽつとしたもの、掻くと広がっていくもの、自分の症状がどれに当てはまるかチェックしてから見て行きましょう。
汗・乾燥が原因の湿疹
これが案外多かったりします。
あせもと言われるものです。
敏感肌の人はすぐにかぶれてしまいます。
夏になると特に多いですが、最近では着圧ソックスを履いてかぶれてしまう、という人もいるようです。
実は私がこの間、かぶれました。
時間が経てば自然と治りますが、無意識に掻き毟ってしまって真っ赤に腫れあがってしまう事もあるので注意が必要です。
市販のかゆみ止めを塗ったり、冷やすなどして様子をみましょう。
また、汗とは逆に、乾燥のしすぎても湿疹はできます。
こちらも、かゆみ止めなどで様子をみましょう。
乾燥が原因の場合、汗よりは少し治りにくいと思われます。
あせもと合わせて、これらは全身のどこにでもできます。
蕁麻疹
これも体のどこにでもできますが、最初が足という場合もあるでしょう。
食物や、動物その他あらゆる要素でアレルギーが起こります、今まで平気でも発症する場合があります。
強いかゆみを伴い、掻き続けると湿疹が繋がって大きくなっていきます。
例えば、サンダルの装飾の金属やゴムに反応した、という場合もありますので、発疹が触れた部分に原因になりそうなものが無いか調べてみると良いでしょう。
発熱や呼吸困難など、その他のアレルギー症状が無ければ、アレルギー科や耳鼻科などでアレルギー検査を受けてみましょう。
発疹が消えなければ、まずは皮膚科で相談してみましょう。
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紫斑病
単純性紫斑病とアレルギー性紫斑病があります。
足、または手に赤い斑点ができ、痒みはありません。
- 単純性紫斑病
内出血が原因と言われていますので、内出血をしにくくするために、血管を強化するビタミンCなどを積極的に摂っていきましょう。
ビタミンCは、緑黄色野菜や、果物などに多く含まれます。
病院に罹ると、ビタミン剤を処方されることもあります。
放っておいても数週間で消える事が多い、斑点以外は特に症状の無い病気です。
若い女性に好発すると言われています。
- アレルギー性紫斑病
様々な症状が併発することが多く、関節痛や頭痛などが多く上げられます。
悪化すると、脳閉鎖にまでなる可能性のある病気です。
原因は、分かっていませんが免疫システムが関係していると言われています。
3~10歳程度の子どもに好発し、数週間の間発症、その後数カ月、再発を繰り返すこともありますが予後は良好です。
症状によって投薬を行い、場合によっては入院治療をします。
うっ血性皮膚炎
立ち仕事が多い人がなりやすい病気です。
主にふくらはぎやすねなど、足の下方に赤い斑点が出てきます。
むくみが出てくる場合もあります。
かゆみはあったりなかったりするので、判断基準にはならないでしょう。
むくみを解消するマッサージをしたり、ストレッチや、着圧ソックスなどで血行を良くしていきましょう。
足のむくみは、心臓に負担をかける場合があります。
違う病気にかかるまえに、しっかりと足を休ませてあげましょう。
酷い痒みや発熱がある場合は、すぐに病院に!
足にできやすいものから、足にできるかもしれないものまで、湿疹には様々な原因のものがあり、中には、病気の場合もあります。
汗や虫さされなど明確な理由が無い場合、特に突然不自然に出てきた発疹であれば、不安要素を取り除く意味もこめて病院に罹る事をおすすめします。
また、かゆみ止めを塗って2~3日しても、症状が軽くならない場合は、他に原因があるか、または掻きすぎて悪化してしまっている場合もありますので、一度皮膚科を受診して見ると良いでしょう。