頬骨が痛い!
そんな症状に悩んだ事はありませんか?
押すと痛い、動かすと痛い、何もしなくても痛い。
症状はさまざまだと思います。
物を食べたり、話したり、何かと日常生活をおくるのに不便になってしまいますよね。
しかしこの頬骨の痛み、一体原因は何があるのでしょうか?
今回は、そんな頬骨の痛みについて、代表的なものを調べてみました。
頬骨が痛い、原因は?
親知らずが原因による炎症
頬から顎にかけて強い痛みがあり、酷い場合には口の開閉ができなくなります。
体力が低下している時、疲れが溜まっている時などに起きやすいですが、基本的に突然腫れと痛みが出てきます。
口腔外科を受診し、入院治療になる場合もあります。
放って置くと、酷くなるばかりですので、早めに受診しましょう。
最終的には、原因の親知らずを抜歯することになります。
虫歯
虫歯も酷くなると顔全体の痛みになることがあります。
よくイラストなどで頬を大きく腫らせてるものがあると思いますが、あそこまではいかなくとも、熱を持ち、腫れあがることもあります。
神経を直接刺激するため、とても強い痛みです。
虫歯は、決して勝手には治りませんので、気付いたらすぐに歯科を受診しましょう。
蓄膿症
鼻の奥に膿が溜まり、慢性的な鼻詰まりがある人に起こりやすいです。
鼻炎や、花粉症がきっかけで起こることもあります。
嫌な臭いがしたり、歯の痛み、頬の辺りや鼻付近の痛み、頭痛などが併発して起こります。
また、鼻の奥に何かが詰まった感じが続くこともあります。
蓄膿症による痛みが起こった場合、痛みが発生した時に、頬や眉間などを軽く叩くと痛みが強く感じられるというものがあります。
また、頭を下に向けた時も、ズーンとした重さの感じる痛みが強くなる場合が多いです。
飛行機に乗ったりして、気圧の低いところに行くと痛みを感じることもあります。
これらの痛みが酷い場合は、豆類やバナナ、菓子類などの粘液を増やす食品を控えたり、小食を心掛ける、アルコールやコーヒーを控える、免疫力を高める、身体を温める、などで緩和することができるとされています。
しかし、発症してしまっている場合、根本的な解決にはなっていないので、まずは耳鼻科を受診する事をお勧めします。
投薬や漢方、手術などさまざまな治療法がありますので、早めに病院へ行きましょう。
愕関節症
愕関節症は、どの原因のものでも頬骨の痛みを起こしやすいと言われていますが、特に起こしやすいと言われているのが、I型の関節症です。
これは、筋肉性の問題によって引き起こされます。
額関節付近の筋肉が硬くなり、その結果、頬の痛みが感じられるのです。
歯科、口腔外科、形成外科などさまざまなところで治療しています。
三叉神経痛
典型的な特徴として、激しい片方の顔面痛があります。
歯痛ではじまるものもあり、特に虫歯が無いのに歯が痛むと言う場合、三叉神経痛であるということも少なくありません。
原因としては、三叉神経の付け根を血管が圧迫することで、異常な神経回路ができることで疼痛の原因になると言われています。
他にもさまざまな原因がありますが、はっきりとした原因は不明とされています。
痛みの原因を見つけて、適切な治療を
いかがでしたでしょうか。
頬骨の痛みといっても、さまざまな原因があることがわかりましたでしょうか?
まずは、その痛みの中心はどこなのかを考え、他にどんな症状があるかなどを考えながら、最も適切だと思われる科を受診しましょう。
何事も、早期発見、早期治療が大切です。
こんなことでと思わずに、早めに治療をすることで、手術や入院を防ぐことができるかもしれません。