夏にプールや海水浴でついつい遊びすぎてしまい、気がつくと肌が真っ赤に。
こういった経験は大人・子供関係なくみなさん何度か経験があることでしょう。
この日焼け、時間がたつと痛みをともなうことがありお風呂やシャワーに入れない、といったものから布団入ることすらできない場合もあります。
では日焼けでひどくなった痛みはピークはいつで、どれくらいの期間続くのでしょうか。
また痛くなってしまった場合の痛みを軽減させる対処法についても考えてみます。
痛みをともなう日焼けはどれくらいの期間でおさまる?
太陽光による日焼けにはサンバーンとサンタンの2種類があります。
日焼け直後2~6時間後に皮膚が赤くなり、6~48時間の後に痛みがピークに達する状態をサンバーン。
その後24~72時間かけて色素沈着を起こす状態をサンタンとよびます。
この理屈でいいますと日焼けによる直接的な痛みは48時間がピークとなり、そこからおさまり始めることになります。
しかし多くの場合の日焼けはこういった状態よりもさらに進行していることが多く、軽い火傷のような症状になっています。
それでも症状がまだ軽ければ2~3日後には痛みがおさまり始め皮膚が剝けはじめますが、ひどい場合は1週間たってもおさまらないこともあります。
日焼けの程度によって痛みがおさまるまでの期間はまちまち、ということですね。
日焼けの痛みのピークについて
前述しましたように日焼けだけが原因ならば痛みのピークは48時間前後、つまり2~3日あたりをピークとしてだんだんとおさまっていくようです。
しかし火傷に近い状態にまで症状が悪化している場合は炎症をしずめない限り痛みはとれません。
この状態を熱傷とよびますが日焼けによる熱傷は面積が広く、程度の割には重症化してしまうことがあります。
場合によっては入院を必要とすることもありますので、あまり痛みが強い場合は「そのうちなおるから」と軽くみてはいけないこともあります。
逆に言いますとピークの目安48時間前後を過ぎてもおさまる気配がないときは、医療的な心配をした方がいい状態かもしれないとも言えます。
日焼けの痛みを軽くする方法について
赤くなって痛みまでともなっている日焼け、これはむしろ火傷と言えます。
火傷の痛みを軽くする方法はまずは冷やすことでしょう。
濡れタオルや冷水をあてる、またはコットンなどに水分をふくませて患部にあてるなどして冷やします。
ただ、冷えピタや湿布などを冷やす目的に使うのはやめた方がいいでしょう。
さらに症状を悪化させることもあるので、使用は避けましょう。
⇒日焼けに湿布、冷えピタや熱さまシートを貼るのは効果がある?
また、化粧水を使用して保湿することも重要です。
保湿することで肌のダメージをおさえ、痛みを軽減することができます。
ただ、使う際にはなるべく低刺激の化粧水を選びましょう。
日焼け後はもともと肌へのダメージがとても大きい状態で、少しの刺激でも痛くなってしまいます。
安く買えるような適当な化粧水を使えば、その分肌にダメージをあたえる可能性は高いでしょう。
荒れた肌には誰もがしたくないものです。
なので、肌をしっかりと守りつつ痛みを抑えたい方は、例えばオーガニック化粧水ufufuなどを使うといいでしょう。
ただ、この化粧水も普通に使うのでなく、使い方も徹底しましょう。
日焼けをしてからしばらく時間がたったあとに使用することが重要です。
ほてった状態の肌に使用するとしみたりすることがあるので、1日くらい日をおいてから使用すると効果的です。
ある程度冷やしたり化粧品や乳液を塗ってもなお痛みがおさまらない、またひどくなってしまう場合は受診してお薬を処方してもらうこともできます。
日焼けも含め火傷の場合は皮膚科への受診となります。
外科では対応してもらえない場合がありますのでご注意ください。
いずれにしましてもたかが日焼けだから、とあまり軽視せず辛い場合は診察も含め軽くできる方法を試してみましょう。