こめかみにしこりが!原因は?痛い、痛くない場合は何が考えられる?

 

朝起きたら、こめかみに何かしこりのようなものが…?

そんなことになっていたら、一体、何が原因なのかと不安になってきますよね。

 

痛みを感じたり、感じ無かったり、大きかったり小さかったりと様々かと思いますが、原因がはっきりしないと、まずどこの病院へいっていいのかもわかりませんよね。

今回は、そんなこめかみのしこりについて、代表的な原因を調べてみました。

 

ご自身の症状とよく照らし合わせて、どれが一番近いのか、どういう対処法をすれば良いのか考えてみましょう。

 

 

こめかみにしこり!?原因は?何科を受診すればいいの?

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まず、そのしこりを押してみて痛いか痛くないか調べてみましよう。

皮膚の腫れであるか、顎を動かした時にも痛むか、などもチェックしてみましょう。

 

リンパ節の腫れ

 

こめかみ部分にもリンパ節が通っています。

なので、風邪など、なんらかの理由でリンパ節が腫れた場合、こめかみにしこりができることがあります。

 

ほとんどは、風邪などの病気が治ってしまえば自然と治ります。

だいたい、数日ほどで消えてしまうことがほとんどです。

 

しかし中には、ウイルス性リンパ節などを起こしていて、痛みや腫れが引かない場合があります。

そして、最も注意するべきなのは、悪性リンパ腫や悪性腫瘍などの病気でリンパ節が腫れている場合です。

 

腫瘍によるしこりは、痛みはあまり感じられず、表面がつるつるとしていると言われています。

しかし、しこりが大きくなり、周囲の組織に炎症を起こすと痛みもでてきますので一概にそうとは言えません。

 

腫れがいつまでも続き、倦怠感があったり、しこりがどんどん大きくなってしまうような場合は、一度、病院を受診しましょう。

リンパ節の腫れは耳鼻科を受診すると良いでしょう。

 

風邪症状がある時は、まずは内科を受診して、そこで腫れのことを相談してみるのも良いです。

 

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愕関節症

 

愕関節症でも、こめかみ部分にしこりができることがあります。

愕関節症とは、顎の噛み合わせ部分に炎症が起きることです。

 

その為、顎やこめかみ部分に痛みを感じ、口の開閉がしにくくなります。

軽傷でも、放って置くと、慢性化し、悪化しますので注意が必要です。

 

そして、こめかみのしこりも大きくなっていき、最終的には食事や話す事も大変になってしまいますので、早めに医師に相談しましょう。

口腔外科が良いとされています。

 

治療法としては、歯ぎしりや咀嚼癖、食いしばりなど、原因となる行動をしていないが確かめ、その行動を控える様にしたり、患部を温めたり冷やしたり、場合によっては器具をつけたりなど、程度や原因によってさまざまです。

 

石灰化上皮腫

 

皮膚のすぐ内側、上皮部分にできる良性の腫瘍のことです。

その多くは、触っても特に痛みなどは感じませんが、中には、痛みや痒みを感じる方もいます。

 

進行はとてもゆっくりですが、自然治癒することはありませんので、外科的な手術が必要となります。

多くは、日帰りで手術が受けられます。

 

明らかに、皮膚のすぐ下に見られるので、その場合は皮膚科を受診すると良いでしょう。

放って置くと、その部分が細菌感染などして炎症を起こしますので、注意が必要です。

 

にきび、吹出物

 

さまざまな場所にできるニキビや吹出物ですが、こめかみにもできます。

ぴんとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、体質や年齢によって、こめかみの方ができやすい、という方もいます。

 

かなり大きく、痛みが強い場合もありますので、明らかにニキビだと見分けがつかない場合は、念の為、皮膚科を受診するのも良いでしょう。

多くは自然に治りますが、なかなか治らない場合も受診しましょう。

 

別な病気である可能性もあります。

 

症状によって受診する科もさまざま、まずは自分の状態を確かめて!

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いかがでしたでしょうか?

こめかみのしこりは、様々な原因で起こります。

 

自分に最も近いと思った症状を見つけ、受診しましょう。

中には、放っておくと、あまり良くないものもありますので、自身で判断しかねる時は、こんなことでと思わずに、病院へ行くのが良いでしょう。