睡眠中に突然、咳が出て眠れなくなる…なんてことはありませんか?
横になると咳が出てくるのはとても辛いですよね。
それが原因で眠れなくなってしまうと、寝不足になって私生活にも影響が出てきてしまいますよね。
では、この睡眠中の咳、何が原因なのでしょうか?
代表的なものを調べてみました。
睡眠中に咳が出る原因は何?
風邪
風邪をひいている時でも、特に夜中になると咳が出る、という方は多いです。
他に、鼻詰まり、喉の痛み、倦怠感などの風邪症状が見られれば、風邪だと思って良いと思います。
咳だけで続ける、という人もいます。
あまりに酷い時には、肺炎や気管支炎になっていることも疑われますので、酷い時には病院へ行きましょう。
長く、咳が続き、昼間も咳こむことが多くなれば、結核や肺がんの初期症状にも見られる症状ですので、こんなことでと思わずに、病院へ行きましょう、
呼吸器科、内科などが良いでしょう。
ハウスダスト、アレルギー
ダニやハウスダストのアレルギー症状として、咳が出る場合があります。
ベッドに横になり、さぁ寝ようという時に急に、咳が出て眠れなくなってしまうのです。
アレルギーと言うと、皮膚の湿疹や腫れを想像する方が多いと思いますが、消化器や呼吸器、気管の腫れなどの症状が出る場合もとても多く、ハウスダストの場合は、気管に影響が出る事が多いです。
実は、私もこの症状に悩まされていました。
掃除をした直後に酷くなることに気付いて、原因がやっと特定できました。
それまでは、病院へ行ってもわかりませんでした。
空気清浄機を部屋に導入する事で、かなり緩和されました。
抗アレルギー剤も効果的です。
ある程度、いつ、咳が出やすいかということを医師に良く話す事が大事だと思われます。
副交感神経優位による気管支の収縮
自律神経のうち、副交感神経は、人がリラックスした時に働く神経です。
この副交感神経が、就寝時、睡眠時など夜間に優位になる事で気管支の収縮が起こり、その結果、咳が出やすくなる、ということがあります。
身体の冷え込み
部屋が寒い、身体が冷えている、こんな時に、気管が収縮して咳が出やすくなってしまいます。
冷たい空気を吸い込むと咳き込んでしまうことはありませんか?
睡眠中、その現象が起こってしまうというわけです。
なるべく、冷え込む夜は身体を温めて寝る様にしましょう。
喘息
喘息の発作は、夜に起こりやすいです。
今まで診断を受けた事が無くとも、日常的に、或いは時々発作のような酷い咳があると言う方は呼吸器科を受診してみましょう。
咳が止まらない時の対処法は?
基本的には、呼吸器科を受診することが大前提ですが、辛い咳を少しでも和らげる可能性のある方法を紹介します。
加湿器をつける
乾燥した部屋は、咳が出やすくなります。
適度に湿度を保ちましょう。
空気清浄機を設置する
アレルギーが原因の方はこれでだいぶ楽になります。
しょうが湯などで身体を温める
ゆっくりと暖かいのみものを飲むことで、身体が温まり、咳症状が和らぎます。
マスクをつける
加湿の効果もあり、冷たい空気を吸い込むことも無いのでおすすめです。
特に、風邪で喉が痛かったり、鼻詰まりが酷い場合は喉の痛みの悪化を防いでくれるので、楽になります。
睡眠時の咳、長く続く場合は病院へ
いかがでしたか?
睡眠時の咳といっても様々な原因があります。
眠れない、起きてしまうほどの咳が長く続く、または発作的に起こるということは何かしらの病気である可能性も高いですので、昼間、元気なときに一度病院を受診してみると良いでしょう。