なんだか皮膚がピリピリ痛い。
そんな症状を体験したことはありませんか?
少し赤くなっている、ということもあれば、見た目にまったく異常が無い、という場合もあるでしょう。
見た目に異常がなければ、どうしてだろう?と疑問に思い、病院に行って良いものか迷う時もあります。
この、肌のピリピリとした痛み、一体どんな原因があるのでしょうか?
肌がピリピリする、赤みがある場合は?
乾燥肌
冬の乾燥した時期や、夏も冷房の効いた室内にいることが多いとなりやすいですよね。
肌が、がさがさになってしまうこともありますし、痛みが続くこともあります。
女性の場合、メイクののりが悪くなってしまったりと大変ですよね。
乾燥した部屋には加湿器を部屋に置いたり、保湿をしっかりとしたりと、水分を保つようにしましょう。
洗いすぎ、スキンケアのしすぎ
意外かもしれませんが、これが原因の場合もあります。
特に、ピーリングのしすぎは肌を傷めてしまいますので注意が必要です。
ごしごしと、顔や体を必要以上に洗ってしまうのも駄目です。
洗う度に、必要な脂や皮脂も剥がれてしまいます。
やさしく泡で洗い、保湿をしっかりするようにしましょう。
化粧品やスキンケア用品が肌に合わない
最近、化粧品やスキンケア用品を買い変えたりはしていませんか?
それと同時に、ひりひりとした痛みが始まったのなら、そのケア用品が肌に合わない可能性があります。
オーガニックなのに、高価なものなのに、ネットの評判で一番になっていたのに、そう思う時もあるかもしれませんが、実は、値段や評判はあなたの肌に合うかはあまり関係ありません。
評判を付けた人にぴったりだっただけ、もしくは、多くの人が良いと感じただけで自分に合っているかどうかは別問題です。
高価なものでも肌に合わないことはありますし、安価なものがあなたの肌に一番、合っている場合もあります。
自分のこだわりの範疇で、肌に一番合うスキンケア用品を見つけていきましょう。
対処法は正しい保湿
とにかく、正しい保湿をすることが大事です。
保湿に使う、化粧水や乳液などが肌に合っていなければ本末転倒ですので、それらにも充分注意しましょう。
何も異常は無いのに肌がピリピリする、これって何?
意外に、この症状はとても多いのです。
インターネットで検索すると、質問サイトにこの症状の方の質問がたくさん出てきます。
多い症状は、
- 頭皮、脇腹、腕などによく現れる。
- 擦れただけでも痛む。
- 見た目にはまったく変化が無い。
などがあげられます。
痛みの症状だけ見ると、帯状疱疹に似ていますが、こちらは、赤い湿疹や水ぶくれができて酷く痛みますので、まったく見た目の状態が異なります。
この症状も大きな特徴は、気になるほどの痛みが数日と長く続くのに、見た目にまったく異常が現れないことです。
医師の診断は?何科にいけばいいの?
この症状が出た場合は、多くは皮膚科で治療してもらえますのでそちらで良いでしょう。
くだされる診断の多くは「神経障害性疼痛」とされます。
しかしこれは、この病気の症状が近いというだけで、正しい診断かと言われると、首を傾げる医師もいます。
原因を不明、もしくは異常なし、とされる場合もあります。
また検査の結果次第では糖尿病、肋間神経痛、むくみ、などと診断される場合もあり、とくにむくみが見られる場合は、改善すれば症状が落ちつくこともあります。
リンパマッサージなどを試してみるのも手段です。
医師に相談すれば、鎮痛作用のある湿布薬などを処方される場合があり、症状の緩和に繋がりますので、とりあえず病院へ行く事をおすすめします。
原因はさまざななようで、不明とされている場合も多く、ここに記したものはほんの一部です。
毎日のスキンケアをしっかりと、原因がわからなかったら病院へ
いかがでしたでしょうか?
皮膚はデリケートなものですので、間違ったケアをしても状態を悪くしてしまうことがあります。
また、何かしらの原因で、皮膚に異常が出てしまうこともあるでしょう。
特に、上記に記した何も異常が無い状態については様々なサイトで判断が分かれますので、自身の信用できる病院を受診した方が良いでしょう。