前日、いつもよりも多く運動をした。
何か違う動きをした。
そんな時にやってくる筋肉痛。
小学生くらいならば、その日のうちに痛くなって次の日には治ってしまったりしますが、だんだん年齢を重ねるうちに翌日、または翌々日、と段々と遅くなってきてしまって、一体原因はなんだろうか?なんて思う時もありますよね。
今回は、その中でも、すねの筋肉痛について調べてみました。
すねという部分が筋肉痛になることは、あまり無いかもしれません。
そして、歩きすぎたことが原因かな?と辿りつく人も多いでしょうが、実は、歩き方で筋肉痛が酷くなるかどうかが決まってくるのです。
そんな、すねの筋肉痛について、考えられる原因と対処法を調べてみました。
すねの筋肉痛、なぜなるの?
すねの筋肉痛で痛むのは、その多くが、「前脛骨筋」という筋肉です。
前脛骨筋の働きは、足首を上げる動作です。
つまりは、歩く時に大切な働きをする筋肉なのです。
よって、長時間歩くと、この部分に筋肉痛が起こります。
しかし、場合によっては、筋肉痛をさらに酷くしてしまうこともあります。
悪い歩き方が原因で筋肉痛が酷くなる?
歩き方によって、筋肉痛になりやすくなる、または酷くなる場合があります。
多くの場合、後ろに体重がかかってしまっている人になりやすいようです。
後ろに重心があると、前側の筋肉が引っ張られてしまう為、前脛骨筋に普段より多く負担がかかります。
坂道を下りた時
坂道を下りる時、自然と重心は後ろに行ってしまいます。
その為、上記のように前脛骨筋に負担がかかってしまうのです。
体の衰え
筋肉がなんらかの理由で衰えている時、普段と変わらない生活でも筋肉痛になってしまうこともあります。
例えば、私の場合ですが、半年入院をしていたら、普通に買い物をするだけでも長時間歩けなくなり、筋肉痛に悩まされました。
しかし、このように、極端に動かなかった後、というわけでもない限り何かしら身体に異常があるかもしれませんので、疲れやすくなった、すぐ筋肉痛になることを訴えて罹りつけ医に相談してみましょう。
筋肉痛になってしまったらどうすればいい?有効なストレッチはある?
マッサージをして身体を休める
まずは、これ以上筋肉を動かさないことが一番です。
ゆっくりと、脛を軽くマッサージして、痛みが治まるまでなるべく運動をさけて安静にしていましょう。
痛みが酷い時は、湿布薬を貼ると和らげる効果もあります。
ストレッチ
すねの筋肉痛和らげるストレッチをする方法もあります。
- すねの前の方を伸ばすストレッチ
- 片方は正座、片方の足は立てる。
- 正座している方の足を両手で持って持ち上げる。この時、前を伸ばすイメージで。
- 反対側も行う。
- 全体を伸ばすストレッチ
- つま先を前に真っすぐ向けて踵を上げ下げする
などの方法もあります。
また、セルフ整体の方法なども紹介されています。
他にも、たくさんの方法がありますので自分なりに調べて見るのも良いと思います。
痛みが酷過ぎる、収まらない場合は病院へ
筋肉痛で病院なんて…と思うかもしれませんが、あまりに痛みが強い場合はやはり受診した方が良いでしょう。
もしかしたら、筋肉痛では無い、何か別の炎症が起きているかもしれませんし、筋肉痛であっても酷い場合は、医師の処置が合った方が、早い快復が見込めます。
すねですと歩くのに苦労する場合もありますので、あまりに酷い場合は早めの受診をおすすめします。
日頃から歩き方に注意して、脚の疲れを感じたらマッサージを
いかがでしたでしょうか?
歩き方が、筋肉痛の有無に関わってくることはおわかりいただけたでしょうか?
もし、長時間歩く事があり、脚がとても疲れていると感じた場合は、お風呂に入って、軽くマッサージをすると、翌日の筋肉痛を和らげられることがあります。
あまり強くマッサージしますと逆効果ですので注意しましょう。
そして、あまりに酷い時には、病院へ行きましょう。