なんだか目に違和感がある…。
腫れてきた、痛みがある、これってもしかしてものもらい?
そう思って眼科を受診してみたら、手術と言われてしまった!
実は、ものもらいには種類があり、霰粒腫と麦粒腫があります。
そしてその中でも、大きめの霰粒腫は手術が必要になる場合があります。
しかし、目の手術というのは、それだけ怖い気がしてしまいますよね。
手術の様子は嫌でも見えてしまいそうですし、怖い予感しかしない。
少しでも、手術の前に情報を手に入れておきたい。
そんな人の為に、今回は、霰粒腫の手術について調べてみました。
霰粒腫と麦粒腫の違いは?
ものもらいには、霰粒腫と麦粒腫の二つの種類があります。
- 霰粒腫
睫毛の生え際にあるマイボーム腺に脂肪が詰まることによって起こる。
痛みは無く、小さいものは自然治癒することも多いですが、大きくなってくると手術が必要になってくるものもあります。
特に、痛みがあるものは、放っておくと悪化するおそれがあるので、放置せずにすぐに医療機関を受診する必要があります。
- 麦粒腫
細菌の感染によって化膿したものもらいです。
霰粒腫よりも痛みは強いですが、治りも早く、1週間から10日ほどで治る場合が多いです。
点眼や軟膏、飲み薬などが処方されます。
霰粒腫の手術って痛いの?どのくらい費用がかかる?入院が必要?
霰粒腫は、痛みや不快感も無いものが多いですが、大きくなると角膜を圧迫してしまいますので、手術で取り除く必要があります。
小児の場合は全身麻酔で行いますが、大人の場合は局部注射の麻酔で行います。
想像しただけで怖くなりますよね。
では、この手術、どの程度の痛みがあるのでしょうか?
手術は痛いの?
基本的には、点眼麻酔を行ない、その後局部注射麻酔を行ないます。
他に手術などを経験した方は分かると思いますが、この麻酔、個人差はありますが結構痛いのです。
まったく痛みを感じないと言う方も中にはいるようですが、私は、別の手術で麻酔を受けた事が数回ありますが、どれも麻酔が一番痛かった記憶があります。
麻酔が効いてきたら切開に入りますが、麻酔が効いていますので痛みはありません。
しこりを取るくらいなので、術後激痛が走るということもあまりないようですが、顔面を殴られたような痛みは2~3日は続くようです。
また、かなりの腫れが続き、3~4日は腫れが酷い為、眼帯をする可能性があります。
もし、耐えられないほどの痛みの場合は医師に相談しましょう。
基本的に、簡単な手術ですので、入院ということはほぼ無いです。
費用はどのくらい?
大体手術だけで6000~8000円程度。
手術を受ける為の検査を含めても、10000円程度で済む場合がほとんどのようです。
わりと安価で受けられるので、自然に治すよりも手術をしてしまった方が楽だと言う場合もあります。
傷痕は残ってしまうの?
まず、霰粒腫の手術方法は、瞼の表から切開する場合と瞼の裏から切開する方法があります。
表からの場合、縫合することもあります。
顔ですので、傷跡が気になってしまう人もいるでしょうが、あまり残ることはないようです。
コンタクトは?お化粧は?
コンタクトは5日くらいで装着が可能となります。
しかし、場合によって異なるとは思いますので医師の診断を仰ぎましょう。
化粧は、軽くならばしても良いと思われますが、そもそも腫れが酷い為最初は化粧でカバーできる範囲を超えているでしょう。
その為、眼帯を取れるくらいに腫れがひいてからその腫れをカバーする形が良いでしょう。
しかし、必要のない場合はしない方が良いでしょう。
怖い?痛い?でも、自然治癒よりは早く治る手術
いかがでしたでしょうか?
最初、話だけ効くととても怖い手術のような気がしてきますが、経験がある人の話をきくとだいたいは受けて良かったと回答していますので、あまりに大きくなってしまった場合も、小さくても気になる場合などは手術をおすすめします。