なんだか首筋が痛い!
そんな症状に襲われたことはありますか?
なんとなく、という程度の痛みであったり、動かせないほど痛かったり、他に症状がある場合もあるでしょう。
一体、この首筋に痛みにはどんな原因が考えられるのでしょうか?
今回は、そんな首筋の痛みの原因について調べてみました。
症状や、普段の生活なども考えながら、自分に一番合ったものを探していきましょう。
首筋が痛い、原因は、何科に行けばいい?
常にどちらかに負荷がかかっている
首筋が酷く痛んで、動かしたりするのが億劫になる。
それが、左右どちらかに偏っていつも起こる場合は、早い話がどちらかに負荷がかかりやすい状況になっているのです。
スマホをいつも片手で操作している、どちらかに重い荷物を持つ事が多い、姿勢がどちらかに偏っている、などの理由で知らないうちにどちらか一方に負荷がかかってしまいその結果、定期的に首筋を痛めるのです。
仕事以外での端末操作はほどほどにし、姿勢を正すことでいくらか解消されるはずです。
あとは、作業の間や終了後に軽く運動して筋肉をほぐすことも重要になっていきます。
特に姿勢は意識して正していくと良いでしょう。
背筋を伸ばし、顎を少し引くようにすると、負担の無い、良い姿勢になります。
時々、肩を上下に動かしたり、大きくゆっくりと回したりするのも良いでしょう。
前かがみになってばかりいると、首の後ろや背中も痛くなります。
- ストレートネック
姿勢の悪さが原因で、首の骨が真っすぐになってしまうことです。
首の骨は、曲がっていることで頭を支える事ができますが、真っすぐになってしまうと支えることができません。
スマホやパソコンなど、長時間、悪い姿勢で操作していることが原因とされていますので注意しましょう。
寝違え
朝起きて、痛みを感じた場合は、寝ている間に寝違えてしまったのでしょう。
主に寝ている間に筋肉が炎症を起こしてしまっている状態で、首を動かすことが痛みで困難になってしまいます。
特別処置をしなくとも2~3日で治りますが、安静が第一ですので、無理に動かそうとせず、不便でもそのまま過ごしましょう。
処置は、アイスノンなどで冷やすのが適切です。
温めて、マッサージをするとさらに悪化してしまうので注意しましょう。
むち打ち
スポーツや事故などで、筋肉や神経に障害が起きてしまった状態を言います。
ムチを打つようにしなった時に出る症状のため、こう呼ばれます。
種類や症状もさまざまで、原因により治療法も異なります。
首筋の痛みの他にも、めまい、手足の痺れ、知覚障害、耳鳴り、目のかすみなどさまざまな症状が現れる場合があります。
その時には大丈夫だと思っても、後から症状が出る場合もありますので、症状を自覚したらはやめに整形外科に行きましょう。
日常生活に支障をきたす症状も多く、適切な治療をしないと症状が長引いたり悪化する恐れがあります。
頸椎症
主に、中高年の方に多く見られる頸椎の疾患です。
頸椎の老化で、神経が石灰化することで起こります。
首筋以外にも、全身に症状が出る場合も多く、主に、手指、足の痺れ、肩こり、背中の痛み、歩行障害なども起こります。
医師の指導の元、経過観察を行いますが、時には手術などを行うこともあります。
放置すると、治療が困難なほど進行する場合もありますので早めに整形外科へ行きましょう。
首筋の痛み、早く治すには整形外科へ
いかがでしたでしょうか?
首筋の痛みにもさまざまな原因がありますが、スポーツや事故などあきらかに痛める場面があった場合、大丈夫だとは思わずに病院へ行きましょう。
首筋はさまざまな神経が通っている場所ですので、治療法を間違えると生活にも支障がでてしまいます。
普段から姿勢や、動作に気を付け、痛めないように心がけましょう。