自分では気付きにくい、いびき。
家族に、または誰かと泊まりに行った時にそれとなく指摘された…なんてことはありませんか?
家族ならともかく、友人や恋人に指摘されたらとても恥ずかしいですし、次から眠るのが怖くなってしまうかもしれませんよね。
では、このいびき、治す方法はあるのでしょうか?
薬で予防できるならば、旅行などの時便利ですが、果たしてそんな方法はあるのでしょうか?
今回は、この厄介ないびきの原因と、治すと言われている薬について調べてみました。
いびきの原因は何?
そもそもいびきとは、何が原因で起こるのでしょうか?
何らかの理由で、喉が圧迫されていたり、緩んでいたりする時に起こります。
いびきをかきやすい人の特徴は、
- 肥満である。
- 口呼吸をする癖がある。
- 仰向けで寝る癖がある。
- 胸に手を置いて寝る。
- 鼻炎など、鼻になんらかの炎症やアレルギーがあり鼻が通りにくい。
- 顎が小さく、噛み合わせが悪い。
- 舌が肥大している。
- 咽喉頭扁桃、口蓋垂の肥大
- 疲労やストレスがある。
- アルコールを摂取した、寝酒を飲むことが多い。
- 睡眠薬や精神安定剤を摂取している。
- リンパ節の肥大など、なんらかの理由で胸や気管を圧迫する病気にかかっている。
- 高齢である。
- 生活が不規則である。
- 部屋が乾燥していたり温度が低かったりする。
これらの条件が、どれかしらに当てはまる場合、いびきをかいて寝ている可能性があります。
特に、口呼吸が癖であったり、鼻が通りにくい人は、いびきをかきやすいので、もし、鼻炎気味であるのならば、一度、耳鼻科を受診し、少しでも症状を抑えた方が、いびきを予防するのには良いと思います。
また、仕事や学校でのストレスが多かったり、生活習慣が乱れている人もよくいびきをかく傾向にあるので、規則正しい生活を心掛けるようにしましょう。
いびきに効く薬はある?アンスノールって何?
いびきに効く薬として、アンスノールという薬があります。
点鼻薬で、市販されている薬です。
果たして、本当にいびきに効くのでしょうか?
本当に効くならば、旅行の時だけでもお世話になりたいですよね?
しかし、答えは、少し微妙なところです。
なぜなら、この薬は点鼻薬であり、つまり、鼻の通りを良くする薬です。
上記にありますように、いびきの原因の一つとして、口呼吸をする癖がある場合があります。
鼻が乾燥しているとそれが原因で口呼吸になってしまうことがあり、この薬は、鼻に数摘点鼻することで、感想を防ぎ、スムーズに口呼吸をすることができるようになります。
ですので、それが原因でいびきを起こしている場合は、効果があると言えます。
しかし、それ以外が原因の場合は、効果があるとは言えません。
ですので、効果には個人差がかなり現れると言えます。
どうすれば予防になるの?
口呼吸が原因の場合は、アンスノールのような薬でも効果はありますが、それ以外の理由の場合は、効果があると言える薬はほぼ無いに等しいですので、生活習慣などから改善する必要が出てきます。
具体的には、
- ダイエット
- 横向きで寝る
- 枕を合ったものに変える
- 寝酒を控える
- ストレスの解消法を見つける。
などです。
病気が原因ではない場合、やはり生活習慣の改善が一番だと思われます。
酷いいびきは病気の可能性も?家族のいびきに気付いたら指摘を
いびきの合間に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群や、喉や胸を圧迫する場所の肥大など、いびきには様々な原因が考えられます。
もし、ご家族が大きないびきをかいているようであれば、それだけで本人や家族の睡眠不足の原因になってしまうこともありますので、言いにくくても指摘し、場合によっては病院へ行くのが良いと思います。
鼻の通りが明らかに悪い場合は耳鼻科へ、他にも症状がある場合は内科などで、そして睡眠時無呼吸症候群が見られる場合は、呼吸器科や睡眠外来にかかりましょう。