デスクワークの最中や、ふとした時に、脇腹が痙攣する、なんてことはありませんか?
痛みが無ければ、特に何か…というわけではありませんが、なんとなく不快に感じ増し詩、気になって仕方が無いですよね。
この痙攣、あまりに頻繁になると心配になってきてしまいませんか?
しかし、病気という感じでもないし、病院へ行くのも躊躇われますよね。
では、この脇腹の痙攣。
一体、どんな原因があるのでしょうか?
今回は、この脇腹の痙攣について原因を調べてみました。
脇腹がピクピクと痙攣する、原因は?
ストレス
ストレスは自律神経の乱れを生み、その結果、痙攣を起こすことがあります。
手が震えたり、倦怠感が続いたりと他の症状も見られますので、精神的に安定していないと感じた場合は、心療内科や精神科を受診すると良いでしょう。
うつ病や、自律神経失調症になっている可能性もあります。
急な運動や慣れない激しい運動
中学高校などで、体育の時間にマラソンをしていると脇腹が痛くなってきた!なんてことはありませんか?
痙攣を伴う場合もある、わりと強めの痛みですよね。これには、
- 横隔膜の痙攣
- 脾臓の収縮
と、二つの原因があります。
体を急に動かすと血液を蓄える臓器である脾臓が、酸素を取りこもうとして急激に活動する為、痛みや痙攣が起こるのです。
脾臓の場合は、左脇腹に痙攣が起こるのも特徴です。
多くの場合は、安静にしていれば治ります。
食後の運動
食後すぐに運動すると、脇腹が痛む事や痙攣することがありませんか?
これも脾臓の痛みです。
食後は、消化の為に酸素や血液が使われますので、運動をすると、それが足りなくなってしまいます。すると、先ほどと同じように脾臓が急激に活動を始める為に、同じように左脇腹に痛みを感じます。
こちらもしばらく安静にしていれば治りますが、この痛みを防ぐためには食後1時間は運動しない方が良いでしょう。
デスクワークの姿勢の悪さや猫背
デスクワークで同じ姿勢を続ける、猫背、足を組む姿勢でいる場合が多い。
こんな方は筋肉に負担がかかるために、脇腹に痙攣を感じることがあります。
悪化すると、痛みや慢性的な痙攣に繋がることがありますので、姿勢を正すようにしたり、まめに休憩やストレッチをしながら作業を行うようにしましょう。
尿路結石
腎臓内に出来た石が尿道に下りて詰まる病気です。
中年の男性に多く、女性は閉経後に多く発症します。
石の大きさや程度によっては無自覚症状の場合もありますが、しばしば起こる発作は激痛です。
脇腹から背中にかけて激しい痛みと痙攣を伴い、失神して病院に運ばれてる人もいます。
吐血や血尿など見られる場合もあります。
痛みが起こらなくても、血尿が見られる場合は注意が必要です。
尿路結石は再発する場合が多いので、今回は石が小さく、気付かないうちに尿道から排出されていた場合でも、次に出来た時には激痛を起こす可能性があります。
普段からの生活習慣や、食生活に気を付けることが予防として効果的だとされています。
特に、塩分過多な食事や運動不足には注意が必要です。
左右どちらにでも起こる可能性があります。
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胆石症
胆嚢や胆管に石ができる病気です。
これは、コレステロールや胆汁の成分が固まることで起こります。
特に右脇腹に激しい痙攣と痛みが起こる事が特徴です。
発症したら、大きい場合は手術で取り除き、小さい場合は薬で溶解させる方法などがあります。
普段から、脂質、コレステロール過多の食事に注意しましょう。
脇腹の痙攣や痛み、激痛の場合はすぐに病院へ
脇腹の痛みや痙攣を感じることは、日常の中ではよくあることです。
しかし、それが激痛であった場合、または慢性的になった場合には、医療機関を受診した方が良いでしょう。
特に原因を見つけられなかった場合には、ストレスや心身症を疑い、心療内科に相談することをおすすめします。