逆まつ毛というのは、どういう状態は分かりますか?
まつ毛が目に入ってしまって、とても痛いですよね。
放置しておくのも違和感との戦いになってしまいますし、だからと言って、手術をするのもちょっと怖い。
しかし、この逆まつげ。
放置してしまうと、そこから炎症が広がってしまったり、感染症を起こしてしまう可能性がありますので、やはり手術をするのが良いでしょう。
では、この逆まつげの手術、どのくらいの負担や費用がかかるのでしょうか?
副作用は?失敗の可能性は?
今日は、この、逆まつ毛の手術や方法について調べてみました。
逆まつ毛とはそもそもどんな状態?
逆まつ毛には、睫毛乱生と眼瞼内反という二つのものがあります。
年齢や状況によって治療法が若干異なります。
睫毛乱生
まつ毛が眼球側に向かって生えてしまうもの
眼瞼内反
まぶたの縁が眼球側に向いてしまうもの。
皮下脂肪でまぶたが膨らんで起こる先天性と、老化でまぶたが緩んで起こる老人性がある。
特に先天性のものだと、成長と共に治るものも多く、3歳くらいまでは様子を見ることも多いです。
だいたい、学童期までは様子を見ますが、老人性のものや、成人のものは手術が必要となります。
逆さまつ毛の手術、費用と方法は?
逆さまつ毛の手術には二つの方法があります。
埋没法
皮膚の一部を埋没させて、針で縫う方法です。
数針で済む事も多いです。
切開法
まつ毛の下、涙袋のあたりの皮膚の一部を切開して、縫い合わせる方法です。
どちらも時間がかかるものではなく、30分程度で済む場合もある簡単なものです。
美容整形に良く似た方法と思うと、少し分かりやすいかもしれません。
費用はどのくらい?
まず、逆まつ毛はそのままにしておくと炎症や感染症の原因になりますので、病気に分類されます。
ので、医療保険は適用になります。
費用としては、片目で6,000円程度、両目行っても10,000円程度とそこまで高額なものではありません。
逆まつ毛は病気ですので、しっかりと治療しましょう。
後遺症は残る?
まず、手術してしばらくは何となく腫れている気がする、程度の腫れは起こるようです。
しかし、これは数日で治ります。
もし、痛みや腫れが強く、長く続くようでしたら、炎症を起こしてしまった可能性もありますので、手術をした病院に相談しましょう。
また、顔つきがかなり変わってしまうということもあるようです。
手術の跡も残ってしまうことがありますので、特に女性の方は気になる方も多いでしょう。
手術の前には、主治医の説明を納得するまで聞く様にしましょう。
逆さまつ毛が二重になるって本当?
逆さまつ毛の手術の方法は、二重の美容整形手術と似た所がありますので、場合によっては二重になることも多いようです。
しかし、当たり前ですが、二重になることを目的に、逆まつ毛の手術を受けることはできません。
それに、手術ですので、手術痕や腫れが残ることもありますので、美容の為に目を手術ということはあまりしない方が良い気がします。
逆さまつ毛は立派な病気、炎症が起こる前に手術を
いかがでしたか?
逆さまつ毛の手術について、わかっていただけたでしょうか?
ただ、まつ毛が逆さに生えているというだけですが、敏感な角膜を刺激され続けているので、とても気になりますし、炎症の原因になってしまいます。
ので、逆さまつ毛が気になりだしたら、なるべく早く眼科へ行き、医師の診断受けましょう。
必要であれば、手術をすることをおすすめします。
角膜を傷つけ続けることは、いろいろな炎症の原因になり、良い事ではありませんので、早めに眼科へ行きましょう。