骨折をしてしまったことはありますか?
事故など大きなもので無くとも、スポーツ中や、何かの拍子に手をついて…など様々な原因が考えられますよね。
そして、多くの場合、骨折は添え木やギブスなどで固定し、数週間そのままで過ごすことで治療します。
では、骨折をした場合、どのような生活を送れば良いのでしょうか?
いつも通りで大丈夫なのか、それとも特別な何かをした方が良いのか。
入浴は普通にしても良いのか、など、今回は、骨折後の生活について調べてみました。
骨折後の生活、止めた方が良い事は?
まず、骨折治療中に止める、控えるなどした方が良いものです。
アルコール
毎日晩酌をしている、痛みが強いのでアルコールで誤魔化したい、などの理由はあるかと思いますが、骨折治療中は、アルコールは控えた方が良いでしょう。
化膿止めや抗生物質を飲んでいる場合、薬の効果の妨げになってしまう場合がありますし、飲酒することで血行が良くなり、痛みがさらに酷くなる場合も考えられます。
また、骨の組織の快復をアルコールは阻害すると言われています。
お酒を飲みたい気持ちがあってもぐっと我慢して、治るまでは治療に専念しましょう。
煙草
できれば禁煙しましょう。
しかし、簡単に煙草できる方も少ないので、禁煙できない場合はなるべく本数を少なくすることをおすすめします。
ニコチンは、骨の快復を遅らせる原因になります。
骨折中の食事はどのようなものが良い?
では、逆に、骨折中はどのような食事を撮る事が、快復の手助けになるのでしょうか?
おすすめは、
- 牛すじや豚足などコラーゲン質のもの
- 鶏肉、魚、大豆製品など低脂肪で高タンパクのもの
- わかめやめかぶなどのマグネシウムを多く含むもの
- 乳製品や牛乳、小魚や桜エビなどカルシウムを多く含むもの
これらのものをバランスよく摂取する事で、快復を早めることができると言われています。
特に、丈夫な体を作る為に必要なものは、良質なたんぱく質です。
骨折中は、どうしても動きが制限されてしまうこともありますので、なるべく低脂肪に、そして高タンパクな食事で、骨の快復を早めましょう。
もちろん、三食きちんと、決まった時間にバランス良く摂取する事が一番大切です。
入浴はしても良いの?
はじめのうちは、骨折の程度によっては血流を良くしてしまうと痛みが酷くなってしまう可能性もある為、医師から止められる可能性もありますが、基本的に入浴は、医師から特別何もなければ普通に行って大丈夫です。
炎症の場合、はじめのうちは冷やすことが効果的ですが、しばらくたつと、冷やすことに効果はなくなりますので、身体を清潔に保つためにも入浴はしましょう。
しかし、ギブスで体のどこかが固定されていると思いますので、そこはなるべく濡らさないようにしましょう。
基本的に、ギブスで固定されていない場所は、清潔に保つ事が理想的です。
しかし、場所によっては、一人で入浴することに無理が出てしまうこともありますので、さらに怪我をしてしまう可能性もあります。
その時は、家族に介助を頼むと良いかもしれません。
運動はしても平気?
骨折したからと言って、身体をなまらせてしまっては健康にもよくありませんので、できる限り運動はしましょう。
しかし、骨折箇所に負担をかけるようなことはしてはいけません。
大切なのは規則正しい生活、毎日の生活に気を付けて早めの快復を
いかがでしたか?
いろいろな事が上げられますが、まず第一に、しっかりと食事と睡眠をとることが一番大事なことです。
バランス良い食生活を心掛け、規則正しい生活を送れば、早い快復を見込めるでしょう。
これを機会に禁酒、禁煙をしてみるのも良いかもしれません。
決して無理に動かしたり、自分でギブスを外してはいけません。
どんどん快復が遠のいてしましますよ?