頭がぐわんぐわんする。
ふらふらする、吐き気がする、めまい、立ちくらみがする。
そんなことはありませんか?
酷い時は歩いたり立っていることが難しくなることもあり困ってしまいますよね。
一体、原因はどんなものがあるのでしょうか?
今回は、この立ちくらみやめまいについて調べてみました。
頭がぐわんぐわんする、原因は?
頭への血流不良
学校で、長い校長先生の話の最中に突然倒れた、なんてこと印象にありませんか?
長時間、立っていると、当然頭へ血が回らなくなりますので、突然倒れてしまう事があります。
他にも、長時間の入浴、着物の帯やコルセットをきつく締めすぎた時などにも、頭に血が上らなくなって倒れてしまうことがあります。
きつく締めすぎた帯などを緩める、しばらく横になったり座ったりして安静にしていれば大抵の場合よくなりますので、無理せずに落ちつくまで安静な体制でいましょう。
ただし、異様に頻度が高かったりする場合は、病院に一度行った方が良いでしょう。
貧血
貧血を起こすと、めまいや立ちくらみ、吐き気や激しい頭痛を起こす場合もあります。
多いのは鉄欠乏症貧血です。
わかりやすい外見的な症状としては、瞼の裏が白くなったり、顔色が真っ白になってしまったりということがあります。
日常的に頻繁に起こる場合、病院で鉄剤を処方してもらえることがありますので相談して見ましょう。
また、軽い場合は、普段の生活で鉄を多く摂ることで症状を改善することもできます。
鉄には、ヘム鉄と非ヘム鉄があり、ヘム鉄の方が吸収が良いとされています。
植物性のものを非ヘム鉄、そして、レバーや赤みの肉や魚などで多く摂れる、動物性のものがヘム鉄ですので、なるべく
普段の食事に摂り入れるようにしましょう。
ストレス・自律神経の乱れ
ストレスは全ての元となります。
強くストレスを感じた時に、頭痛、めまいなどを感じて立っていることが難しくなる。
消化器に異常をきたすことも多く、吐き気や下痢などを起こす人もいます。
まずはリラックスをすることが大切です。
解消法があるのならば、実践して見ると良いでしょう。
めまいや吐き気が酷くなったら、横になれる状況ならば一度横になってみると楽になることがあります。
日常的に強いストレスを感じていたり、他にも症状が酷くなってきたりした場合は、心療内科や精神科を受診してカウンセリングを受けるのも良いでしょう。
低血糖
低血糖状態になると、強いめまいや頭痛を感じ、倒れてしまう場合があります。
血糖値を下げる薬を服用している場合は、特に注意が必要ですが、普段でも、食事をまともにとっていなかったり、朝食を摂らずに運動をしたりすると低血糖状態になることがあります。
食事を摂りたくないと思うかもしれませんが、食事を摂ると治ることもあります。
食事を普通に摂っている、特別な薬を服用していないのに、低血糖状態が続く場合は、病院を受診しましょう。
内科で良いでしょう。
メニエール病
内耳のリンパが増えて、水腫が溜まる病気です。
若い女性がめまいを起こすとこの病気であるイメージが強いと思います。
症状が弱いと耳が詰まった感じがしたりするくらいで、めまいは感じませんが、酷くなると、ぐるぐる回転するようなめまいや、雲の上を歩いているような浮揚感があることがあります。
耳鳴りや難聴が起こることもありますので、耳鼻科で診断を受けましょう。
めまいには様々な原因が?酷い場合は早めの受診を
いかがでしたか?
めまいだけで、特に他に症状が無いと、こんなことで病院に行くなんて、と思ってしまう方も多いように思いますが、酷くなれば日常生活も困難になる場合がありますので、わかるようでしたら症状に合わせて必要な科を受診しましょう。
わからない場合は、耳鼻科や内科が良いと思います。