思わず「大丈夫?」と言いたくなってしまうほど、顔色が白い、青白い人っていますよね。
元々、肌が白い方もいるでしょうが、病気で真っ白になってしまう人もいます。
そういう方は、足元がふらついていたり、倒れる直前、という人も多いでしょう。
しかし、一体、何が原因で顔色が悪くなってしまうでしょうか?
今回は、この、顔色が青白い、白くなってしまう原因を調べてみました。
顔色が悪い!原因は?
顔色が白い、青白くなる原因は何でしょうか?
顔が白くなる原因は?
- 貧血
顔が真っ白になってしまう、青白くなってしまう原因で一番にあげられるのは貧血です。
特に女性は、生理周期には貧血になりやすく、生理中はずっと顔が真っ白という方もいるようです。
その時は、生理の時に起こる場合は婦人科に、普段から起こりやすい場合は血液内科で治療を受けると良いでしょう。
また、朝礼で突然倒れてしまう人、なんていませんでしたか?
あれは、長時間立っているために、血液が下にいってしまうために起こります。
倒れる寸前の人を見ると顔が真っ白です。
ですので、倒れそう!と思ったら、出来れば横に、そうでなくとも座るなどしましょう。
- 冷え
身体が冷えてくると、顔も白くなってきます。
特に、体温が35度以下になると、血行が悪くなり顔が白くなってしまいます。
なんだかだるい、具合が悪いと思って、もしかして風邪?と思って体温を測ると、とても低い体温だった、なんてことはありませんか?
体温が異様に低くなっても、体調は崩れるのです。
- 興奮や緊張など感情の変化
よく、漫画や小説で、顔が青くなる、なんて描写がありますよね。
あれは本当に青くなるのです。
極度の緊張や興奮、その他にも何らかの理由で身体が緊張状態に入ると、筋肉か収縮し、血流が悪くなるので顔色が白くなってしまいます。
- 自律神経の乱れ
寝不足、栄養不足、ストレスなどが原因で起こる自律神経の乱れでも顔色は悪くなります。
ストレスがあまりに強いと、その他消化器科などの様々な病気の原因にもなりますので早めに心療内科など専門医を受診しましょう。
対処法は?
- お風呂で身体を温める。
温めのお湯にゆっくり20分くらい浸かり、身体を充分に温めましょう。
冷えを解消し、リラックスすることで緊張状態も緩和することができます。
- 規則正しい生活をおくる。
不規則な生活は万病の元です。
寝不足や栄養不足など自律神経を乱れを生むのは、不規則な生活です。
可能な限り、規則正しい生活を心掛けましょう。
- 無理なダイエット
過度のダイエットや間違ったダイエット法は、栄養不足となる、顔色を悪くする原因となります。
過度の糖質制限、一品のみを食べ続ける、など、ブームになったダイエットでも危険なものは多いです。
糖質をまったく摂らないことは低血糖をおこしますので、めまいやふらつきなどを起こし倒れてしまう事もあるでしょう。
また、運動せずに落とした体重は戻るのも早いです。
正しいダイエット法を知り、無理な食事制限をせずに健康的に行うようにしましょう。
顔色が青いのは肝臓の病気?
顔が青い、という場合は、肝臓に異常がある可能性もあります。
眉間やこめかみに青筋かたってきてしまうこともあります。
これは、血液が汚れて黒ずむためです。
入浴で血行を良くしたり、ストレスと溜めこまないように気分転換をしたりするようにしましょう。
また、レバーやほうれん草など、造血を高める食品もおすすめです。
悪い顔色、改善されない場合は早めに病院へ
顔色は、感情やその時の状態でも、一時的に悪くなることがよくあります。
しかし、顔色が悪い状態が長く続き、めまいや吐き気などその他の症状も現れる場合は、病院を受診した方が良いでしょう。
貧血の場合は血液内科ですが、原因がわからない場合はとりあえず内科へ行くのも手です。