ゲーム依存症というものをご存知ですか?
最近、よく耳にする言葉だと思います。
ゲームと聞くと子どもに多いような印象も受けますが、実は大人にもゲーム依存症になっている人は多いのです。
最近では、スマホ一台あれば簡単にゲームができてしまいます。
中には、ゲーム内でお金がかかるものもあり、金銭感覚がおかしくなってしまい、借金までしてしまう、という人もいるようです。
では、具体的に、ゲーム依存症とは、どのような症状があるのでしょうか?
今回は、この、ゲーム依存症の原因と治し方について調べてみました。
ゲーム依存症のメカニズムとは?
ゲームと一口に言っても、さまざまなものがあります。
ゲーム機にソフトを差し込んで行うもの、スマホなどでDLして行うもの、インターネット上で行うものなどさまざまです。
基本的なゲーム依存の原理は以下のようなものがあります。
ゲーム→ドーパミン分泌→集中→ドーパミン過剰分泌→脳がドーパミン不足を感じる→ゲーム→ドーパミン分泌→・・・
という仕組みです。
つまり、次々と繰り出されるステージをクリアしていくことに、もう少し、あと少しと思ってしまいその結果、長時間ゲームに没頭してしまうのです。
オンラインゲームは依存しやすい?
最近、流行のオンラインゲームには、依存者が多いイメージがあります。
もちろん、他のゲームと同じように、やった人全てが依存してしまうというような危険なものではありません。
しかし、オンラインゲームはその多くが、ネット上で他の人と交流することができ、さらにプレイ時間が強さに繋がるものも多いです。
すると、仲間と仮想空間で会話する事に夢中になったり、なるべく多くの時間を費やしてレベルを上げたいと思うようになります。
上記のような快感を得るための連鎖に加え、このような交流の場にもなることで、さらにゲームに没頭しやすくなっていくのです。
どのような症状が出る?
まずは、空いた時間のほとんどをゲームに費やすわけですから、他のことが疎かになります。
夜中までゲームをする為、慢性的に寝不足になりますし、常にゲームをやりたいと苛々していますので、仕事や勉強に支障が出る可能性があります。
ゲームによっては、課金システムのものもあるので、消費者金融などを利用して借金をするケースもあります。
他人と交流することができるオンラインゲームで、恋人と出会い結婚することも多いようですが、お互い、オンラインゲームに熱中してしまい、子育てが疎かになってしまったという例もあるようです。
治療法はある?病院に行けばよいの?
病院へ行って薬を貰えば治る、という症状ではありませんので、慎重になる必要があります。
ゲーム依存症であることを自覚させる
ゲームを長時間行うことで、心身共に疲れが溜まっていき、視力の低下や肩や首のこりも酷くなります。
さらに、家族の会話を奪い、関係を希薄にしてしまいます。
しかし、ゲームばかりして!と頭ごなしに怒ると必ず喧嘩になることでしょう。
まずは、身体の心配をしてあげて、ネット依存テストなどをさりげなくすすめてみるなどしましょう。
まずは自覚しなければはじまりません。
時間、お金の制限をする
自覚をしたら、まずは時間を制限することからはじめましよう。
また、ゲーム内には課金システムというものがありますので、一カ月に使うお金をしっかりと制限し、必ず自分の財布からお金を支払わせるようにしましょう。
家計から出していると、カン買うが鈍ってしまいます。
ゲームは楽しむもの、趣味の範囲でしっかりと管理して
ゲームは、趣味のものです。
趣味とは、日頃の疲れやストレスを発散する為に楽しむものですので、それによってストレスを溜めてしまってはどうしようもありません。
自分が楽しめる範囲で、趣味だと割り切って楽しくゲームができるようになれれば良いですね。