刺激物は避けた方が良い。
なんて良く聞きませんか?
胃腸が悪い時、体調がすぐれない時など主に内臓機能が低下している時には特に避けた方が良いと思います。
しかし、具体的に刺激物とはどのようなものをさすのでしょうか?
また、身体にどのような影響を与えるのでしょうか?
今回は、刺激物とはどのようなものなのかについて調べてみました。
刺激物ってどのようなものを言うの?どんな症状を起こす?
まずは刺激物とはどのようなものをさすのが知りましょう。
香辛料
特にわかりやすい刺激物と言えば香辛料ですね。
特に日本で多く使われるのは
- わさび
- からし
- 唐辛子
- にんにく
- こしょう
- 山椒
などでしょうか。
最近増えてきているインド料理のお店や、他にも特に暑い国の料理には香辛料がたっぷりと使われている事があります。
これらのものは、食べ慣れていないこともあり、インド料理のお店に行くと下痢をする、なんて人もいませんか?
また、胃が弱っている時に、少しでも栄養を、などとにんにくたっぷりの料理を食べると逆効果なこともあります。
特に注意したいのは
- カレー
- キムチやマーボー豆腐などの唐辛子が多く使われているもの
- 餃子や焼き肉などにんにくを多く使うもの
などです。
これらは胃腸が弱っている時は避ける方が無難です。
唐辛子に含まれるカプサイシンは、発汗作用があり、ダイエットに効果的だとテレビでも多く取りあげられている成分ですが、腸の蠕動運動が活発になることで下痢を引き起こしますので注意が必要です。
カフェイン
- 紅茶
- 珈琲
- 緑茶
- ウーロン茶
- 栄養ドリンク
など、主に飲み物の多く含まれる成分です。
最近では、ノンカフェイン飲料なども増えてきて、あまり摂取しない方が良い、という傾向がある一方で、エナジードリンクやカフェイン剤など、眠気を取り仕事やその他急ぎの作業に集中できるようにと服用する人も多くみられます。
しかしこのカフェイン、良く知られているように致死量があります。
珈琲を毎日飲む、程度のことではよほどのことが無い限り致死量には至りませんが、最も危険なのがエナジードリンクやカフェイン剤を用量より多く摂る、または同時に摂取するということです。
死亡例もあるほどです。
- 胃酸の分泌を促進する
カフェインには胃酸の分布を促進する作用がありますので、胃を悪くしている人はそれを悪化させてしまう危険がありますので、胃腸が弱っている人は珈琲などの避けた方が無難でしょう。
- 利尿作用
利尿作用はありますので、汗を多くかく夏に水分摂取として緑茶や珈琲を飲む事はあまりよくありません。水分、ミネラル不足になり、熱中症の原因になります。実際、私は暑い職場で、アイスコーヒーで耐えていましたら熱中症になりました。
病気の時など、水分摂取としてつい、お茶を買ってきてしまいますが、良く表示を確認し、カフェインが微量、もしくは含まれていない事を確認した方が良いでしょう。
症状が酷い時は食事も摂れず、水分のみになってしまう場合もありますし、その場合、カフェインのあるものを摂取するとさらに胃腸を弱らせてしまう原因になってしまいます。
身体が弱っている時は要注意、刺激物は何かを知りましょう
いかがでしたか?
刺激物が何をさすかを理解していただけましたか?
中には、これは違うと思っていた、というものはありませんでしたか?
特に、日本人は緑茶をよく飲みますし、最近ではペットボトル飲料も普及してきて簡単に手に入るようになりました。
しかし、緑茶はカフェインを多く含みます。
健康な時には問題ありませんが、体調を崩している時は注意しましょう。
にんにくなども身体を温める為に食べる、なんて人も多いと思いますが注意が必要ですので気をつけましょう。