クーラーを付けていても普通の人と同じ温度設定では暑すぎる。
汗が滝のように流れて止まらない。
こういった症状で悩んでいる方は少なくありません。
暑がり・汗かきと呼ばれる方たちですね。
このような暑がりや汗かき、改善策はあるのでしょうか。
もしくは治療によって治すことはできるのでしょうか。
暑がり・汗かきを治す方法について
暑いと感じる、またはそれによって発汗する。
このこと自体は人間の基本的な機能、基礎代謝です。
したがって病的な原因が隠れていない限り、完全に治すということはできません。
むしろそれを抑え込んでしまうことの方が危険です。
しかし自分の生活習慣や食事の好みなどで予防することはできます。
温度の関知やそれに伴う発汗は自律神経の作用によるものです。
自律神経は呼吸や心臓の鼓動など、生きることの根本的な機能を制御しています。
基本的なことですが、睡眠や食事を規則正しくとること。
そのことで身体の基本的な機能を正常に保つことが、自律神経の働きを整えます。
そして間接的にはこのことが暑がりや汗かきの予防にもつながります。
ただ汗の過剰分泌、特に脇の下については外科手術を行っているところもあります。
効果は様々なようなので、興味がある場合はいろいろな方向から情報を集めたほうがいいでしょう。
暑がり・汗かきを改善することはできるのでしょうか
例えば汗かきがひどくなったものとして多汗症というものがあります・
これは普通の汗かきとは違い、運動などをしていなくても常に汗が流れ出ます。
こういった病的な症状は専門的な治療を受けるべきでしょう。
そこまでではなくとも、健康ではあるが暑がり・汗かきの場合。
これは繰り返しになりますが生活習慣や食習慣を見直すことでしょう。
生活のリズムが乱れ、ストレスが溜まれば自律神経に異常が出始めます。
また過剰なアルコールの摂取や辛いものを多量に摂れば普段より多く発汗します。
思い当たるところがあれば、まずはこういった習慣を健康的なものに近づけていくことでしょう。
暑がり・汗かきの改善策あれこれ
それでも応急的にできる、暑がり・汗かきへの対策は何かないでしょうか。
いくつか具体例を挙げてみます。
- 首用の保冷剤
熱中症対策で活躍する商品です。
首に巻きつけて使用する保冷剤なのですが、リンパ近くを冷却するので身体全体が涼しく感じられます
- 足を水につける
足湯というものがありますが、それの反対ですね。
足は第二の心臓とも呼ばれ血行に大きく関わっています。
足元を冷やすことで身体全体の温度を下げます。
- 冷却スプレーを服にかける
これも熱中症対策の商品なのですが、服に吹き付けるスプレーがあります。
服を冷却することで身体を間接的に冷やすことができます。
いろいろ方法はありますが、応急処置は冷やすことにつきますね。
暑がりで汗が止まらない場合は試してみてはいかがでしょうか。
ただ暑さだけが原因ではない、極度の汗かきは多汗症の可能性があります。
また他の人に比べてあまりにも気温を暑く感じてしまう場合は、更年期障害なども考えられます。
ご心配な場合は一度受診してみた方がいいでしょう。