レトルト食品やコンビニのお弁当と同じく、手間なしで簡単に食べることができる冷凍食品。
こういった簡易食材は添加物などが多いのでは、というイメージがありますね。
では冷凍食品に含まれる添加物はどういったものなのでしょうか。
健康に与える影響や、栄養分などとあわせて調べてみました。
冷凍食品に含まれる添加物
添加物、もしくは食品添加物。
普段あまり深く考えることなく使用している言葉ですね。
ではそもそも食品添加物とは何を差すのでしょうか。
私たち消費者が気になる食品添加物は大きく分けて2つに分類されます。
- 甘味料 着色料 香料
これは食品の外観や色合いをよくするために使用されます。
- 保存料 酸化防止剤
これは食品を長く保存させるためのものです。
加工食品と呼ばれるもの全般に使用されているものがこういった添加物です。
では冷凍食品の場合もこれら全てが使用されているのでしょうか。
意外にも冷凍食品は添加物だらけ、というわけではありません。
冷凍食品は加工工程から非常に低温の環境で処理され、その後の保存も-20℃以下が基本です。
この低温が雑菌の繁殖を防ぐ効果もあります。
したがって全てではありませんが、多くの冷凍食品では保存料や酸化防止剤が不使用となっています。
冷凍食品が健康的におよぼす影響
商品として流通させる食品は食品衛生法に適合していなければなりません。
使用できる添加物の種類や量もこの法律で定められています。
冷凍食品も当然この基準の中で製造されていますので、理論的に言えば食べ続けても大丈夫ということになります。
しかしこういった法律は解釈の仕方で扱いが変わってくるものです。
例えば様々な加工食品の添加物にビタミンCという表記をよくみかけます。
全てではありませんが、酸化防止剤をビタミンCとしていい場合があります。
また添加物についてある程度把握できても、原材料はどうでしょう。
農作物であればそれ自体に使用されている農薬などは表記されていません。
食肉加工される豚・牛などの飼料に使われる材料も同じです。
こういったことを総合的に考えると、添加物やカロリー表記だけを頼りに全てを判断していいかは疑問です。
またそういった不安材料がある以上、健康についても一切問題ないとは言い切れないでしょう。
また、冷凍食品はもちろん食品を凍らせるということをしています。
ですので、栄養が普通に食べるよりは少なくってしまいます。
毎日冷凍食品を食べていると摂取できない栄養も出てくるでしょう。
このように栄養の点から考えても、冷凍食品を積極的に食べるというのはおすすめできません。
冷凍食品を極力使わないための方法
冷凍食品を使用するメリットは何と言ってもその手軽さでしょう。
朝お弁当を作るときなど、「あと1品」にとても便利です。
栄養や健康面は大切にしたい。
でも忙しい時間に全ての料理を調理している時間はない。
これはみなさん同じ考えかと思います。
そうなるとあとは冷凍食品を自作するしかありません。
最近の冷凍庫は高機能になってきていますね。
家庭用でも-20℃以下で保存できるものがあります。
これだけの低温であればかなり長く食品を保存できます。
休みの日や空いた時間を利用し、お惣菜などを多めに作りましょう。
100円均一で小分け用のカップなどが販売されています。
こういったものにあらかじめ使用分だけ盛り付けをしておきます。
それらをまとめて大きなタッパーなどに入れて冷凍保存すればオリジナルの冷凍食品の完成です。
お時間がある時にぜひトライしてみてください。