「かゆいー!!!」
膝裏の異常なかゆみに、よく見てみると真っ赤になってる…。
特に、夏場に多い悩みです。
膝の裏がムズムズとかゆみがあると何となく気分も沈みます。
毎日お風呂も入っているし、念入りに洗っているのになんで?と思いますよね。
膝裏のかゆみの原因と対処方法を一緒に考えてみましょう。
きっと、簡単に解決できるはずです!
膝裏はあせも・湿疹ができやすい部位!でも、どうして!?
かゆみの原因で考えられるのは、主にあせもと湿疹。
この2点についてご説明させていただきます。
あせも(汗疹)とは、汗が出る汗腺に汚れがつまり、赤く炎症を起こした状態を言います。
特に、夏場などの、汗をかきやすく高温多湿の季節にはかかりやすい疾患です。
赤ちゃんがなりやすいイメージがありますが、実は大人でもかかります。
一方、膝裏の湿疹で考えられるのが、アレルギーの一種であるアトピー性皮膚炎。
ハウスダストや花粉などが皮膚に不着したとき、本来、体には害がないにも関わらす、害があると判断してしまい、追い出そうと過剰に反応してしまうことをアレルギー反応と言います。
アレルギーにはかゆみが伴います。
他のアレルギーでも同様ですね。
あせもや湿疹は、皮膚の弱い所にできやすいという特徴があります。
膝裏など、関節がある部位は皮膚が非常に薄く、また、動作によって皮膚同士がこすれ合うことから、どうしても刺激に弱くなるのです。
このように、膝裏がかゆみくなる理由には、何らかの刺激による炎症のためであると考えてよさそうですね。
膝裏が黒ずんでしまうのはなぜ?
膝裏の悩みでよく聞かれるものには、かゆみとともに、いわゆる「黒ずみ」があります。
汚れかと思って、丁寧に洗ってもなかなか落ちない…。
答えは、角質にあります。
皮膚には新しい皮膚に生まれ変わる、「ターンオーバー」と呼ばれる仕組みがあります。
https://youtu.be/TYs5FKrVTUA
説明にありましたように、ターンオーバーが上手くいかないと、角質がうまくはがれ落ちないで黒く溜まってしまいます。
これが黒ずみの原因となっているのです。
ゴシゴシと力強く洗ってしまうのは逆効果。
余計、肌ストレスがかかり、ますます黒ずんでしまう悪循環に陥ります。
肌サイクルをリズムよく促すためには、何より保湿のケアが大切です。
理想のターンオーバーを手に入れ、綺麗な膝裏を目指しましょう。
また、水に重曹を溶かし、軽くこすること、黒ずみが簡単に取れるそうです。
膝裏のかゆみ・黒ずみにおススメのケア方法は?
原因がわかったところで、これからはケアも頑張りたいですよね。
皮膚は乾燥に弱いものです。
そこで、乾燥におススメの塗り薬が、「ワセリン」。
保湿効果を目的としており、あせもや湿疹にも適しています。
刺激が少なく、色や香りもないので皮膚が弱い方にもぴったり!
薬局でも手軽に購入できるので、気軽に使用できるメリットがあります。
アトピー性皮膚炎により、湿疹がひどい場合はステロイド剤が使われます。
こちらも薬局で手に入るのですが、入っている成分が少なく、効果があまり期待できないことがあります。
アレルギーを専門としている皮膚科で診てもらい、症状に合った薬を処方してもらいましょう。
膝裏がカサカサしていると、足を出す機会の多い夏の季節も楽しめないものです。
せっかく綺麗な足をしていても、膝裏がかゆかったり黒ずんでいるとがっかりですよね。
塗り薬だけでケアができるのでとっても簡単!
ぜひ、一度試してみてくださいね。