リステリンの紫は非常に人気がありますよね。
効果については以前のリステリン紫の効果は?タイ製品は効き目が良い?でまとめましたが、その効果とは裏腹に刺激が強くて話題になっています。
はじめて使用する人には「痛い」と感じる人も多いようです。
慣れてくると緩和されるそうですが、今回はそんなリステリン紫の痛み、味、副作用について調べてみました。
リステリン紫に副作用はあるのか
リステリン紫は、溶剤としてアルコール(エタノール)が含まれていますので、アルコールに対してアレルギーが認められる人は使用を控えた方が良いでしょう。
情報として、アルコールの作用でドライマウスになるとか、唾液が少なくなるなど耳にしますが、今のところその様な報告などはされておらず、むしろ唾液の分泌が増えて口臭が減ったということの方が多い評判です。
しかし、リステリン紫を使用しない方が良いと思われる人もおります。
・口内炎がある、様々な症状で歯茎が腫れている人は、歯茎への刺激が増大し却って悪化させてしまいかねません。
・常に口の渇きを感じ、水分をいつもこまめに取らずにいられない人は唾液の分泌が少ない可能性があります。リステリン紫は、エタノールが配合されている為、口の中の水分が蒸発して乾燥してしまうので、正常な人は問題ありませんが、口中の渇きが気になる人は使用しない方が良いでしょう。
・アレルギー体質の人。使用中に蕁麻疹や息苦しさなどの異常が表れた場合は直ちに使用を中止して、医師あるいは薬剤師に相談してみることが大切です。
強い刺激はリステリン紫の特徴です。最初口に含むと痛いほどですので、慣れるまでは水で薄めて使用すると良いでしょう。
副作用ではないかという例にこのようなことがあります。
この人は歯周病齢のせいなのか、使用した後歯茎の状態が急激に悪化したとの事。一日に数度使用している内に、舌が黒く変色してしまったので、驚いて使用を中止したところ数日して元に戻りました。
後日歯科医の診断を受けた折、歯茎の状態も以前より悪い指摘を受けたとのことでした。年齢の所為もあるのでしょうが、体質も考えなくてはなりません。使用する前に薬剤師や掛かりつけの歯科医に相談することも必要です。
このように、歯が着色されるという例を割と耳にします。使用して歯が染まってしまった人が医師に相談したところ、リステリン紫の話をした時の返答が、「ああ、多いんですよね。そいいう方」でした。
基本的に副作用の大きいものは規制の対象となって市販されません。
重篤な副作用の例は今のところ聞かれませんが、前述の症状をお持ちの人は、予防措置として使用を控えた方が良いでしょうね。
リステリン紫はどんな味?
リステリン紫を口に含んだ時の味としては、人によって感じ方がそれぞれ違うようです。
ただ皆さん一様に出る言葉が、薬品っぽい香りがするが甘い味がするという答えです。
ですが、中には、「うがい薬を腐らせたような感じ」、「灯油臭というか有機溶剤のような異臭」、「リステリン(紫)アレ、絆創膏の味します」、「ミント的にはキツイわけじゃないけど、サロンパス味」などと思わず苦笑してしまいそうなコメントも見つけました。
確かにリステリン紫の味は、強烈な刺激のある甘い味がするようです。美味しいかどうかは定かではありませんが、少なくとも不味いの部類に入ると思います。
口に含んで5~10秒程で舌や歯茎がピリピリととした刺激が襲います。これ、かなりのもので、ちょっと痛いという感覚ですが、使用しているうちに慣れてくるということです。、
ともかく、リステリン紫の効能として上げられるのは、口臭の予防、ネバつき解消、着色汚れの予防、虫歯の予防、歯垢・歯石の形成の予防、歯周病などの予防、など口中においての様々の予防に効果をもたらすと言います。
最後にリステリン紫の効果的な使い方をご紹介します。
- リステリンを適量口に含んで口全体に行き渡らせる様にブクブクする。
- 液を吐き出した後に歯ブラシを用いて歯全体をブラッシングする。
- 水で口をすすぐ。
- 出来れば30分位は飲食を控える。
励行できれば、サッパリ感と共に口臭も解消し、ツルツルの歯を実感出来るのではと思います。
何はともあれ、確実にいえることは、歯磨きを励行することが大前提ですよ。残念ながら、洗口液は歯磨きの代用にはなりません。
ただ、口臭の予防やネバつきの解消には役立ちますので補助的に使用してサッパリ感を味わうのが宜しいかと思います。