思わず舌を噛むことによって、とても痛い思いをしたこと有りませんか。
そんな場合の治療はどうしたら良いか、また赤ちゃんが舌を傷つけてしまった時はどのような処置を施したら良いか。
気になることですから調べてみましたので、ご紹介します。
舌を噛んでしまった時の治療の仕方は
舌を噛む時というのは、大抵の場合慌てて食事をしている時であるとか、体が疲れている時などに無意識に舌を噛んでしまったりするものです。
寝ているときに無意識的に噛んでいるということもよくありますね。
勿論ストレスが溜まっていたり、ビタミンが不足していたりすることも原因の一つと言われています。
舌を噛んでしまった時、痛みは通常怪我や感染症が原因となります。
舌を噛んだ場合、数日間持続する口内炎が形成され痛みを伴います。
治療には主に軟膏を使用します。
しかし、舌に出来た口内炎の場合は軟膏を塗ってもすぐに取れてしまい、薬品独特の苦い味を感じてしまうだけです。
とても不快に感じるケースが多いです。
軟膏を塗って治りかけていても、何かの拍子に再度噛んでしまったり歯に触れたりして刺激を与えると、症状が悪化する場合があるので注意が必要です。
また軟膏などの薬以外にも、イソジンなどのうがい薬で口内を清潔にしたりする事と、ビタミン剤やサプリメントでビタミンを補うなど、気軽にできる改善方法や予防法もあるので試してみるのも良いでしょう。
薬としては、市販されている「ケナログ」を使用するという手もあります。
また、現在では傷口を歯などに触れさせないように、舌などに貼って使う貼付薬も市販されています。
舌は柔らかいのと、薬が洗い流される可能性が高く、味も敏感に感じるようになりますから、治療には根気が要りますので頑張って治療に臨んで下さい。
では、赤ちゃんが舌を傷つけてしまった場合の対処方法は
赤ちゃんの場合、乳歯が生え始めてくるのは、生後3~9ヶ月位の間です。
個人的な差はある様ですが、中には生まれた時には既に1本生えていたり、1歳を過ぎてからようやく1本目が生えてくる場合もあります。
赤ちゃんが舌を傷つけるといった時は、自分で噛むというよりは、おっぱいを飲む時などに生え始めた歯に舌をぶつけて傷をつけたり、また、外的な要因によって口の中や舌などを切ってしまったりして傷つけてしまう場合があります。
こういった場合、口の中では出血が多い様に見えますので、周りの大人もかなりのショックを受けたりします。
けれども多くの場合、出血が多い様に見えても、口をすすがせて傷を見ると案外小さかったりするものです。
そして口の中の傷は割合と早く治ったりします。
そんな場合は、ガーゼなどで傷口を圧迫していれば止血できます。
ティシュペーパーは使ってはいけません。傷口にくっつく恐れがあり、後の処置がしづらくなります。
その様な処置をしておいて、やはり口内の事ですので、口腔外科か歯科医の治療を受けて下さい。
赤ちゃんが口の中を傷つけてしまい、出血がある時は、血の塊を飲み込んだりして嘔吐をしてしまう事があります。
それで窒息したりしない様に気をつけてあげて下さい。
口の中の傷は以外と速く完治します。
今はドラッグストアでも軟膏など販売しています。
ただ、原因がはっきり解らない場合や、症状が悪化するなどの場合は、一度診察を受けた方が良いでしょう。
噛んだことでできものができた場合は、こちらの記事も読んでおくと役に立ちますよ。